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【エッセイ(ミニ)】bagちゃん
先月
通りを歩いていたら
以前の仕事でお世話になった取引先の方に出会った。
久しぶりですね〜とゆんたくにハナを咲かせていたら
娘さんがとある大手のリサイクルショップで
アルバイトをはじめたとのこと。
よかったらお店に顔だしてね、となり
娘さんとも何度かお話をしたことがあったので
断捨離も兼ねて何か使わないモノがあったら…
と部屋を見渡し
以前に買ったあるbagをお店に持ってゆくことにした。
このbagはコロナ禍に入る直前に都内で購入した
イタリアブランドのカジュアルなもの。
当時、購入価格は約80,000円だったか…
結局一度、使用したきりで部屋に置いたままだった。
ということで
早速、お世話になった方の娘さんに挨拶がてら
このbagを店舗に持って行った。
査定価格は
。。。
400円だった。
私の予想,000〜1,500円をはるかに下回ったぢゃないか笑。
実は
店舗を訪れたときに
査定スペース?を覗くと
スタッフはほぼ20代(に見えた)
しかもこのブランドはすでに日本から撤退していて
ネット検索でもヒットしなかった(下調べ済み笑)
1件ヒットしたものは
中古商品を扱うお店で
似たタイプのbagが40,000円で販売されていた。
なるほど
なるほど
400円の価値と判断された私のbag。
若い世代には合わないかも。。
店内にはその知り合いの娘さんはいなかった。
なるほど
なるほど
。。。
結局
そのbagは今も私の部屋にいる笑笑。
思えば
購入してからコロナ禍になり
当時は外出する気にもなれず、というか外出制限でこのbagは活躍する機会もなかった。
ほんの数年前なのに
あの頃の記憶はもう懐かしさを帯びている。
記憶を片隅に置いたり、取り出したりできることは
人間のたくましくもあり不安でもあるところか。
私のそばを離れたくないと
もっと一緒に出かけたいと
声が聞こえてきそう笑。
なんて可愛いbagちゃん。
この冬は一緒に出かけますか。
・・でもこの査定額
地味にショックよね笑。
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