【エッセイ(ミニ)】心配する私に。
新しい年を迎えた途端に新型コロナウイルス感染者数がじわりと増えてきました。私のいる沖縄も厳しい状況に入りつつあるようで心配になります。けれど必要以上に恐れたり、不安になることは避けたいですね。
心配しすぎそうになると以前に勤めていた職場でのことを思い出します。
当時勤めていた職場で、ある大きなクレームがおこり
なかなかいい対処法が見つからなくてこのまま解決できなかったらどうしようと心配になり、困り果てた末にイライラしていたらまた別に小さなクレームが発生しました。
でもその小さなクレームの対処法はすぐに見つかったのでそれから対処していたら、いつの間にか大きなクレームも続けて解決できていた…なんていうことがありました。
他にも
取引先の人に心ない言葉を言われて暗い気持ちのまま外出したら
私の前を歩いていた人から市内にできたばかりの商業施設への行き方を訪ねられました。
その施設の正式名称がわからなかったため一緒にスマホで名前を探してから行き方を教えてあげたら私に尋ねたその方は、嬉しそうにそして丁寧にお礼を言ってくださいました。私は嬉しくなってまた歩き出したら先ほどの暗い気持ちはいつの間にかなくなってた、なんてこともありましたし
ある晩、眠る前に観た悲惨なニュースで気分がモヤモヤして寝付けなくなっていたら突然私のスマホの電源が切れて!アワアワしていたらしばらくして電源が入り、疲れるやら安心するやらでそのあとは朝までぐっすり眠っていた、ということも。
繰り返す毎日。
その中でおこる出来事。
その一つ一つに対して心配しすぎたり、必要以上にイライラや不安になりそうになるとまるで目の前のその出来事から目を逸らせようと
誰かが私に別の出来事をおこしてくれているんじゃなかろか?
なんて、不思議に感じることがあります。
今日の昼、歩いていたら通り沿いの花壇の花たちが綺麗に咲いていました。私に何か語りたかったのかな…?