【エッセイ(ミニ)】堺正章さん
NHK朝ドラ
「ちゅらさん 」が再放送されていますね。
今観てもやはり面白い…(!)
キャストの皆さんの若々しさも可愛いらしいですが
今では沖縄が多くの人に知られていることが感慨深く感じ
そして忘れかけていた沖縄の良さを思い出しています。
再放送にあたって
主人公の古波蔵恵理の父親、恵文を演じられた
堺正章さんが番組告知をされていました。
実は
20年近く前になりますが、堺さんのコンサートでロビー統括スタッフとしてお仕事をしたことがありました。
ライブ当日、会場の準備も整え
ステージ後ろでご本人とバンドの皆さんの会場入りを待っていました。
やがて堺さんが入られ、数名のスタッフと一緒にお辞儀をして
「よろしくお願いします。」
とご挨拶をさせていただきました。
お声をおかけして顔をあげると
堺さんはゆっくりと頷いて目を見て微笑んでくださいました。
私やスタッフが顔をあげるのを待っていて下さったようでした。
もう、
ほんと、
嬉しかったですね〜。
仕事頑張ろーと思いました。
でも
こういうシチュエーションは当時は珍しく
現在は分かりませんが
ライブ前のアーティスト(またマネージャーさん)はピリピリしていることも多く、
会場スタッフはほぼ相手にされませんでした。
アーティストはお辞儀をしているスタッフの横を足早に通り過ぎる…ということが日常だったので
堺さんの仕草に感動しました。
あの時の感動は大げさではなく
今もしっかりと残っています。
誰かにしてもらって嬉しかったことは誰かにしてあげたい。
あらためてそう教わった気もしました。
いつか。
ご本人に直接あの時のことをお話できたら。
でも堺さんはきっとお優しい方だから
今日もまたたくさんの人を励ましたり、勇気づけたりされていると思います。
なので
「ちゃらさん」を見ま〜す★
堺さんのステージも大盛況でした。
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