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【エッセイ(ミニ)】うん、やっぱり好きなものは好き

  私の推しの一人、俳優の眞島秀和さん主演のドラマ「おじさんはカワイイものがお好き」をよく観ていました(原作はツトムさんが書かれたコミックなんですね)。

 主人公の仕事もルックスもイケてるおじさん(小路三貴・眞島さん役)は、実はカワイイキャラクターが大好きなんだけど、そのことを職場や別れた元の妻にも隠しながら過ごしていたある日、仕事で知り合った男性もまた同じようにカワイイキャラクターが好きだとわかって意気投合し、その友情に右往左往しながらやがて、世間から見たらヘンかもしれないけれど「好きなものは好き」と自分らしい生き方をみつけてゆく…というストーリーのドラマでした。

 「好きなものは好き」という破壊力笑。たとえば何かを続けていて成果が出ようが出まいが、結局やめられないのは「好きなものは好き」なんだからしゃーないということ。これ以上の理由はないですね。

 私の場合は作詞をしていて、ふとヒット曲を耳にしたとき「自分ならもっと違う言い方をする」とか「この詞では意味がわからない」などと思ったことが若い頃はよくありました笑。一言でいうとそれは『ジェラシー』『嫉妬』だったんですよね。じゃあ、とにかくヒットさせたいために作詞をしてるのか?誰に見てもらいたいの?と自問自答すると…。

 結局

「言葉を紡いでいく工程が好きだから」

「自分と誰かを言葉で支えたいから」

「好きなものは好きだから」

となりました。


 春は卒業から新学期、新年度、引っ越しなどなど、様々なシーンで始まりがある季節。新しく好きなものができるといいですね。


#スキしてみて

#テレビドラマ感想文

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松本アニー
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