あなたがわからない
二度と変えられない決断というものはめったに存在しない。
ジョーエレン・ディミトリアス
「この人はなぜ自分の話ばかりするのか」
この本をとったのは、ホンキでワタシが病むという危機感があったから。このほかにマニピュレーターというのも調べた。
ワタシの前職の上司がマジでヤバイ人だった。彼女を知る今の職場のスタッフは「人の傷口を抉って抉って、それがホントにうまくって、あんな人はじめて」とつい最近も話した。
なんかヤバイなあと思った手始めは、提出物だった。1週間以上前に提出し、いざ書類を下さいというと、そんなもん、知らぬ存ぜぬ。ワタシの不備ということになった。たまたま提出した日に一緒にいたスタッフは、確かに見たと言ってくれたが、上司たる彼女の意見は絶対だった。そのときから提出物は主任を通すことにした。
ワタシがミス、でもない小さな失敗をすると詰所総出の問題になった。本当のミスなら書類に上がるはずだが、ミスではない小さな失敗だからだ。どんな、というと、水筒。その時にワタシが持ってきたタンブラーを休憩室の水筒置き場に置いたことだった。彼女曰く「この辞世によく使えるわね、あなたが感染源なのよ」と。平身低頭、スタッフ皆様に謝罪した、もちろん水筒も辞めた。コンビニのカップコーヒーの飲みさし、開封後のペットボトルはいいらしい。
去年のこと。家族が濃厚接触者になり、ワタシも2週間の自宅待機となった。職場第一号だった。その報告をしたら「めんどくさ」といわれた。。。びっくりした。その後も2週間も休みをあげたと恩着せがましく連呼し、年休は諦めた。年休を諦めるっておかしいことだと今は思う。職場に来るなと疎まれ、家から一歩もでず2週間悶々と過ごし、尚且つ保障されてる休みを返上するのだ。あたかも自主的であるように。
ワタシのしっている3年限りで本当に心療内科や精神科に罹ったスタッフが三人いる。ワタシは四人目予備軍だった。そうまでして働かないといけないか?と自問自答した2年の末だった。
今の職場でこんないやなこともネタにして話すことができる。ほんとによかった。
世の中、色んなひとがいる。ただなかにいると思考が混乱して本当に大切なことがわからなくなってしまうってことがわかった。洗脳とか、アレってこんなかんじなのだろう。そのときのワタシはホントにワタシが悪くて無能、考えナシのアホなんかと思うようになっていた。自分は無価値で、ごみ。自己肯定感はなかった。
ともだちは選べる、上司も選んだほうがいい。
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