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鬼滅のできる・使いこなす・極めると念能力


できることと、使いこなすことと、極めることはそれぞれ違います。

繰り返し練習して決まった動作が “ できる ” ようになったら、それをどんな体勢や状況でも適材適所に出せるようになるのが “ 使いこなす ” ことです。

さらにその使いこなしている技を他の誰よりも早く強く、常に最大限の力で出せるよう練り上げることが " 極める ” ことです

吾峠呼世晴『鬼滅の刃』22巻

このできる・使いこなす・極めるは、HUNTER×HUNTERでの念能力習得から向上までの段階的な技術習得で描かれています

まず「できる」は、天空闘技場で念能力の基本を習得する段階です。
オーラの流れを感じ取り「纏」「絶」「練」「凝」といった基礎技術を練習することで念能力が使えるようになります。
これらの基礎技術は修行すれば誰でも必ずできるようになり、習得した者は皆基礎を同じように使えています。

次に「使いこなす」は、グリードアイランドの修行により基礎能力を自由に応用し、状況に応じて効果的に使えるようになる段階です天空闘技場では意識しながら基礎を行い、それだけで修行が終わっていたが、使いこなせるようになることで「纏」「絶」「練」「凝」を状況に応じて意識せずに自然に念を使えるようにしていき、オーラの攻防を瞬時にできるようにするのが使いこなすの段階です。

そして極めるは、ナックル戦で描かれていた、戦闘をしながら待ってくれない相手に短い時間で瞬時に最大の攻撃ができるように修行することです。
そのための修行では練を維持し続け、初期は終わる頃には立っていられないほどフラフラになっているけど、そのうち平然と練を続けられるようになり技の精度を向上させ、弱点を見つけたらその弱点を修正することによって戦闘力を最大化しようとしていました。
このように弱点を矯正し、技を磨き上げることが「極める」段階だと言えます。

これらの理論は漫画でも音楽でも部活動でも技術を伸ばすことなら どれも共通しているので、趣味や特技でも「できる」「使いこなす」まではがんばって続ければ誰でもできるようになります。










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