【詩】あの頃
淡々と過ぎていく 何とはない日常が
不安です
真夏の陽射しのような 鮮烈な光はもう
何処にもない
凍てつく冬の 突き刺さる寒さもない
ぬるく 日々 笑ったり怒ったり泣いたり
取るに足らないあれこれの 積み重ね
それが幸せの証であることを
私は知っている
でも あの胸を焦がすような
息もできなくなるような痛みを
何処かで求め続けている
欲張りでしょうか
淡々と過ぎていく 何とはない日常が
不安です
真夏の陽射しのような 鮮烈な光はもう
何処にもない
凍てつく冬の 突き刺さる寒さもない
ぬるく 日々 笑ったり怒ったり泣いたり
取るに足らないあれこれの 積み重ね
それが幸せの証であることを
私は知っている
でも あの胸を焦がすような
息もできなくなるような痛みを
何処かで求め続けている
欲張りでしょうか