買う権利、売る権利
今日のテーマは「権利=自由=決定権」です。
ここ数日間、設計事務所に振り回されていた繁盛工房です。
簡単に変更、修正と言ってくれる・・・
みんな持ってる「権利と責任」
全ての行動や発言には、
権利と責任が伴いますよね。
言論の自由、
これも自由という権利と同時に責任が伴う。
責任を解ってない人は、
誹謗中傷などしちゃうんだと思うます。
SNSなどの書き込みは、消えないのに…
そして、
普段の買い物にも権利と責任はあります。
物の所有権という権利、
対価として金銭を支払う責任。
以外に気付いてない人もいるのが、
売る側の権利です。
所有権を放棄したくないなら売らない、
という選択権を持っているのです。
理由はなんであれ、
いくら対価を出そうとも売る側が
嫌だと言えば、
そこに売買は成り立ちません。
お客様は神様です。
以前に書いたことがありますが、
「お客様は神様です」という意味。
売り手側、提供する側の心持ちであって、
買い手側、提供される側が言うことではない。
勘違いして、
「俺は神様だぞ!」なんて態度を取る人は
「じゃあ、お帰り下さい。
あなたに提供するものはございません」
と言われても何も不思議ではない。
お客様は神様だと思い精一杯のことをする。
でも、
上下関係を作るようなものではないんです。
神様だけど、ご主人様ではない。
売り手は奴隷じゃない。
売り手は、売る権利を責任を持っている。
そんなことを、
理解してないからクレーマーが生まれる。
売りたい気持ちが強くなる
どうしても、商売は売りたくなる。
それはそうですよね。
その売上で生計を立てているんだから。
でも、売り手側が奴隷になる必要などない。
買い手側が偉くなるのが勘違いです。
特に業績が芳しくないときほど、
売りたくて下手に出てしまうのかもしれないが、
それは悪手でしかない。
例えば、
・「値引きしてくれ」と言われた。
対価が引き下げられるということは、
商品価値を下げていること。
・購入した商品に問題が発生した。
「値引きした商品だからしかたないよね」
と言って納得する人はいませんよね。
対価には商品価値と売り手の責任も含まれている。
だから、
価値を下げれば責任も下がるのか?
そうならない。
結局、下がるのは利益と評価。
もちろん、
しっかりと責任持って対応すると思います。
そうしたことで、余計に利益は下がりますよね。
僕は本来ならば、
値引きできる価格設定に問題があるのでは?
と思ってしまう。
閉店セール、決算セールなどの
値引きする理由が明確なものは解る。
でもお願いされて出来る値引きって、
余計な利益設定だったとしか思わない。
その時は、値引きしてもらっても
次からそこで購入しようと思えない。
明らかに設定が高いと感じるときは、
交渉するかもしれないけど。
(そもそも値引きしてとは言わない)
権利=自由・・・
権利とは自由に似ていると思う。
売ろうが買おうが自由なんです。
そこに責任を追うのが理解できれば。
業務という責任を果たして、
報酬という権利を得る。
商売に限った話では無いですよね。
自由とは決定権を持つこと。
売買の決定権。
仕事の決定権。
人生の決定権。
決定権を持つ人は幸福感を感じるのだという。
仕事だから決定権はないんです。
という人が居たが、
「じゃあ、その仕事を辞めればいいのに」
と言って怒られたことがある笑
仕事の内容を決定することは出来なくても、
仕事をすると決めたのは自分自身。
そこの決定権は持っているはず。
自分でやりたいことする。
得られる対価に見合うことを考えればいい。
自分の人生、
自分で決定権をもっている状態にする。
それが幸福感を満たすことだと思います。
最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました。
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