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はねz
2021年11月14日 14:43
人は何かに憧れて生きるものです誰かの背中を目指して誰かのようになりたくてその後をついて歩くのですけれど同じ才など一つも存在せず思い描く理想の人には遠く及ばず産み出したものをいくら賛美されてもそれはあの人の作品ではなく私の作り上げた私らしさでしかないのです憧れて生きてきました望んで生きてきました同じ道を辿ることはできなくともその背中を確かに追いかけましたこれ
2021年11月8日 21:13
擦れ違った横顔階段を掛け下りた背中振り返って笑う君は前よりも大人びていてそれが少し寂しくてだけどとても素敵で心臓を掴まれたみたいに切なくて泣きそうになる君に、二度目の恋をした初恋は叶わないと誰かが言ったけれど恋をする度にこの手は君に届かないことを知る忘れ去れたらと思うほど振り切れたらと考えるほど君の微笑みが鮮明に目蓋に焼き付いて消えない君に、この先も恋を