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はねz
2022年2月26日 01:10
あなたが清廉ならばけして刃を持たぬよう美しく一途な正義は「それ以外」を排除したがる心はやがて火となって灰の道を作るだろう昨日までの普遍も見様によれば異端で止まぬ制裁はいつしかすべてを敵に変えてしまうあなたが清廉ならばどうか力を持たぬよう美しく一途な正義が穢れぬ狂気と成り得るなら泥に浸かった我等にも正しき心はまだあります
2022年1月30日 09:50
既に心の牙城を脱け出し空虚な回廊をただただ彷徨う私が私で在った今日までを誇ったことは未だ無く憧憬は尚もその背を追って翠の炎に焼かれている立ち上る硝煙の隙間から観る貴方が笑っていたとしても愚かにも私は這い蹲って全世界に許しを乞うだろう
2021年12月31日 01:12
時計の音がもう遠く聞こえる気づけば随分と共にあったような気がする君達の隣に立つことは出来なかったけれど背中を預かって戦うことはなかったけれど私はずっと見ていたよ 「さあ、お別れだ」世界は次の英雄を求めている君達が紡いだ物語を胸に託された魂を持って本当はね寂しいんだいつでもそこにあった希望と夢を置いていってしまうようでそして怖いんだ襲いくる絶望と喪
2021年12月6日 23:17
きっとそれは何度も黒く塗り潰されただろうきっとそれは何度も破り捨てられただろう愛して憎んで迷って苦しんでそれでも創ることを辞めなかったたった一人の神たちへありがとう生み出された全てが誰かを今日も生かしているから
2021年11月14日 14:43
人は何かに憧れて生きるものです誰かの背中を目指して誰かのようになりたくてその後をついて歩くのですけれど同じ才など一つも存在せず思い描く理想の人には遠く及ばず産み出したものをいくら賛美されてもそれはあの人の作品ではなく私の作り上げた私らしさでしかないのです憧れて生きてきました望んで生きてきました同じ道を辿ることはできなくともその背中を確かに追いかけましたこれ
2021年11月8日 21:13
擦れ違った横顔階段を掛け下りた背中振り返って笑う君は前よりも大人びていてそれが少し寂しくてだけどとても素敵で心臓を掴まれたみたいに切なくて泣きそうになる君に、二度目の恋をした初恋は叶わないと誰かが言ったけれど恋をする度にこの手は君に届かないことを知る忘れ去れたらと思うほど振り切れたらと考えるほど君の微笑みが鮮明に目蓋に焼き付いて消えない君に、この先も恋を