司書フェス2024 を終えて
司書フェス2024に参加された皆様、心よりお礼申し上げます!
おかげさまで、今年のフェスは大成功に終わったと言っていいと思います。
会場は活気に満ち、参加者の皆さんと交流もできる、素晴らしい空間となりました。
昨年、ふいに始まったこの企画ですが、なんとなく集まった司書集団JACKが、今年は明確なコンセプトを持ってイベントを行いました。
司書や学校司書がどんなことができるのか、どんな風に本を楽しむことができるのかということを、司書仲間や関係者で共有すること。そして、それを一般の人にも知ってもらうこと。
企画を考え、会場を探し、チラシやWEBをつくり、広報をし、身の回りに宣伝もし、様々な手配を考え、選書もし、著作権の許諾を取ったり、方々へご挨拶したり、あれこれあれこれ…
メンバーそれぞれが日々の業務や、夏休みの図書関係の大型大会の運営、資格試験、学校イベント等を並行してこなしながら頑張りました。
これだけ、公的に広げるイベントの主催なんて、誰一人やったことないのですから。
まあ凄かったのが、LINEです。数多の業務連絡と、その何倍もの雑談が飛び交う。多分皆さんドン引きする件数です。
ちょっと本の話になったら、おすすめ本があちこちから。
日々の業務エピソードに共感の嵐。
誰かの愚痴を受け止めたり、くだらないスタンプを送ったり。
今回の運営の8人は、3つぐらいの話題を平気で同時進行させます。
自分たちの文字慣れ具合に、自身たちで驚いてしまいますね。
業務連絡はちゃんと見て、ある程度は見流すこの能力たるや!
最後まで、ZOOMしようとかならなかったのが、さらに驚きです。
当日は、運営メンバーが1名体調不良で欠員。
スタッフに余裕がなく、お手伝いしてくれた参加者の方、本当にありがとうございました。
当日の天候は曇り。
会場はキラリ☆ふじみ。水上に張り出したガラス張りの素敵なアトリエでのBIBLIONOVAから開始。
https://www.kirari-fujimi.com/
始まってしまえば、WSに関してはどれも経験値のあるものなので、落ち着いたものです。遅刻や飛び入りも、上手に受け入れながら、イレギュラーで混乱することもありませんでした。
それにしても、普段図書館に行かない人にも届けたいからと、図書館を飛び出した我々ですが、苦戦したのが「本の重量」
10冊用意するってなると、20冊平気で用意する司書たちが、前日、当日気づくのです…鞄…重って。これ、なにかイベントされる際に、注意してくださいね。紙、重いです。みんなわかっているのに、こんな風になっちゃうのです。
最終的に、BIBLIONOVAも、味見読書も、参加者の皆さまからとてもよい感想をいただき、一同とても喜んでいます。また、フリーコーナーのにじみ絵しおりにも、小学生などが来てくれて、楽しい時間となりました。
この様子は以下のサイトで写真を見ることが出来ます。
交流会にもたくさんの方が参加してくれました。
公共図書館司書(館長さんも)・学校司書・教員・大学図書館司書・書店員・出版・絵本専門士、そして一般参加!
来場者の地域は、東京・埼玉・千葉・神奈川・茨城そして、京都!
それぞれにお話が盛り上がり、さっきまでワークショップで使用していた本を片手に、みんなであれこれとまた盛り上がる。
突然始まる読み聞かせも(笑) とても素敵な空間でした。
結局、参加者との集合写真を撮る余裕はなくて、終了後、なんとか忘れず運営メンバーで撮ることができました。
終わってからの反省点は、それぞれに多々ありますが、それを是非"次"に生かすとして、ひとまず来年度もできればいいなと、メンバーは思っております。
構想としては、次は神奈川か千葉?
いつかは、関東以外でもやりたいね(みんな旅行に行きたいだけ)
なんて思っております。
それでは、本当にみなさまありがとうございました!