ぎんがむちぇっく
誰からもいいと思われなくていい。
ただ自分が満足できる領域に辿り着けばいい話だ。 人間界は自己満足で溢れかえっている。自分には誰かのためになんて無理で、その時は誰かのためにしている行動でも自分の肯定感の為にしていたのだろうと思い返す。
全くの偽善。
10代は殻に篭って過ごしてきた。
卵から粘土っぽい生き物が生まれる。
黙々と恋人の制作を手伝う。集中してドラマの声が聞こえない。話が入ってこない。ただ彼とその作品が好きだから不器用ながらも慎重にやっている。それは彼のためでもあり、自分のためにでもあることに気づく。らしくない柔らかい思考が脳内に蠢く。
柔らかい思考 と 蠢く なんて一緒に使う言葉じゃない。
でもそれは私のアタマの様子を表現するのに適した言葉だ。
今までも今からも人に流されて人に変えられる。
自分の中には粘土っぽいのがいて、アタラシイヒトに出会うたびにその形は変わっていく。
いつかそれが紙粘土っぽいのだったとわかる日がくるのか否か、変わり続けるのか否か、
確固たる自分がいなくても、いい人生
可愛らしくながされろ
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