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【詩】電線の向こう


静かに冬が佇んで
夜がそっと澄んでいる

電線の向こうに見つけた
星ひとつ

窮屈そうに見えたのは
重くないはずの
カバンが今日は重いから

遮るものなどないはずの
心の行く手を塞ぐのは
いつも私の仕業だと

瞬きの淀みなさが
降ってくる

後ろには大きな空が
そこにある




少しずつまた書いていけたらと思っています。
皆様のところへも少しずつお邪魔できればと思っています。
少しだけ目のほうもマシになりました。
ゆっくりとまたよろしくお願いします。




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