【詩】瞼
迫るやり切れなさが
燃えて心にしみる頃
何も言わない太陽の
沈む姿に佇んで
見送る瞼のその裏の
一縷の涙の言い訳は
踏みとどまった想いでは
労わりさえも目減りして
自分の弱さに瞑った心
もっと優しくなれたはず
茜色が刺さる
今日の夕暮れ
迫るやり切れなさが
燃えて心にしみる頃
何も言わない太陽の
沈む姿に佇んで
見送る瞼のその裏の
一縷の涙の言い訳は
踏みとどまった想いでは
労わりさえも目減りして
自分の弱さに瞑った心
もっと優しくなれたはず
茜色が刺さる
今日の夕暮れ