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【詩】雪道

時の上に 乗っかっている
踊るように吹く粉雪が
冷たさもなく通り過ぎる
 
私の足では刻んでいない
そんな時間が往くところ
 

寒ささえ焦がれ始める
感覚のない温室から
 
そろそろ私を 動き出そう
また雪道を転びながら
泣きながらでも






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