「右手」ー詩ー(お題 | 青ブラ文学部「手のひらの恋」)
山根さんの企画に参加しまーす🥳
宜しくお願いします👍
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右の手に残るのは
あなたの手の甲の肌触り
この重なりは
奇跡ではなくて、私の願い
月を見上げては
あなたの隣に思いを馳せ
川のせせらぎを聞いては
震える心をなだめる
誰かの囁きには耳を閉じ
かすかに聞こえるあなたの声に
この心は舞いはじめる
左手でそっと右手をつつみ
あなたの手ならと
私はまた今夜も
星さえ隠す空の向こうに
月を見ながら思いを馳せる
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受け止め方によってはかなり怖く感じる恋愛詩だと思います。
表面上の奥ゆかしさや柔らかさを持ち合わせる主人公像ですが、情念を感じずにはいられませんでした。
書きながらそんな感覚でした。笑
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