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いい作り話だった!「西園寺さんは家事をしない」最終話、他4本ドラマ感想!
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後半のりそこねた感のあった今作だったが、最終的には「らしさ」を見せつつ巧く見せられた最終回でした!
前半「ルカちゃんの家出(横井さんつき)」でほっこり、次に高畑淳子さんママで「子育て世代」を鷲掴み、ウルトラC→「偽○○」探しで、そういう事じゃないでしょ?と視聴者にちゃんと思わせる展開。ルカママ、楠美、西園寺が3人が見える、映像マジックでルカちゃんの心の変化を描き、ラスト「家族」「偽家族」言葉にしばられがちな現代をさらりとかわす。よくできたお話になってました!
何といっても最終回の立役者は高畑淳子さん、ルカちゃんの「む~」もそうですが、現代にはいろいろな「む~」や「もや~」が、漂ってる。その何かを、ここはいい、でもここが苦しくて、だからこうしたを、ちゃんと言葉で示した事、そしてベテラン俳優さんの力をつかってより説得力を増した。
「まあ自分の気分次第よ、私にとっての家事なんて。でもいつも悪者にされて」(高畑ママ)
↑上のセリフ、「家事、育児」が面倒くさいものに言われ過ぎるのも嫌、かといって「そんなん誰でもできるし、簡単でしょ」も嫌、違うドラマだけど「子育てなめんな」と言われても、偉そうに馬鹿野郎!と思ってしまう自分にはちょうどいい塩梅でした。その後
「そんなことしてるうちに自分の中のやりたいことがなくなってくの」
「凧、青空、ダメダメダメって泣いてる自分に安心」(高畑ママ、抜粋)
で、グッと核心に迫るが、その間に「生姜とにんにく取って」などまさに料理を作りながら言わせる演出、そのほかにも「あらま」「どハマリ」「アプリ見てる」など高畑さんを昔のおばあちゃん扱いせず、現代のおばあちゃん(アップデート中?)に見せる感じ、でも少し視聴者にニヤッとさせるズレ?の見せ方もうまい
その他にも「ルカちゃん小声」「2度目の家出」などで、子供がやりそうな事もかわいらしく見せる。楠美、西園寺さんの「偽○○考えすぎ!」のフリからオチに向かう流れも自然に見える。まさに視聴者を置いてきぼりにしない、脚本演出になっていました。
こう考えると「神は細部に宿る」の意味も考え直したくなる。「細部」は「細部」であって「全体」ではない、でも「全体」を「全体」らしく見せるには「細部」が大事、このドラマを見て思うのは「衣裳」を含め、「フィクション(作り話)だけど、そう見せない工夫、とバランス」なんだなあと感じました。
最後に横井さん、後半ドラマ内でいいように使われ過ぎとも感じましたが、最終回でルカちゃんにも使われてるのを見て、まあ「その道(いいように使われ道)のプロ」として、頑張って欲しいと思いました!
「飯を喰らいて、華と告ぐ」11話、ゲスト円井わんさん
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出演:仲村トオルさん
「自分の作った飯について熱く語る男」暑苦しい~と思って見てたが、出てきた料理がすっきりシンプルなラーメンでギャップ萌え回でした。ふと思いましたが、自分の作った何かを熱く語りがちなのは男性だなあと。いよいよ最終回、誰か店主より店主の作った飯を熱く語って、仲村トオルさんを困らせて欲しい!!
「私の死体を探してください」3話
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伊礼姫奈さん 平澤宏々路さん 早坂美海さん 白井美海さん 鎌田らい樹さん
女子高生の集団自殺(制服つき)って、日本ならでは?、古くは2002年「自殺サークル」(園子温監督)映像ビジュアルとしてわかりやすいし、CMスポットにもなりやすいが、これをどう扱うかはなかなか難しい題材だなあとも思いました(陳腐になりがちだし、おっさんの考える女子高生妄想にも見える)
「夫の家庭を壊すまで」10話
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太田将熙さん 中島百依子(ダウ90000)さん 麻生祐未さん
「雨」「びしょ濡れ」「白いシャツ」「年下、身長差のある男」渉(野村康太さん)松本まりかさんの小ささ(心細さ??)が際立つキャスティング、アングルでした。関係ないですが、ここで見られる松本まりかさん劇場を男の園「日曜劇場」でも見れたら楽しいなと思ってます。相手役は香川照之さん?でも香川さん敵役はありがちなので、香川さんを反省がてら一兵卒(主役!)、それを迎え撃つラスボスまりかさんがいいかな?!
「サバエとやったら終わる」6話
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今期、「素晴らしき哉、先生」りお先生(生田絵梨花さん)と共に、好きな役柄賞を爆走中のサバエ(沢口愛華さん)。ムカつく顔、変な動き、変な間(ま)大きくてやたらかわいいジャイアン(ジャイ子?)と思って見ています。相手役の宇治(濱田龍臣さん)「西園寺さん」のガヤにも出てたんですね!※考察界隈でも「サバエ」を考察する方はいません!穴場!誰かどうぞ!!
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