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櫻井劇場とはなんだったのか!「笑うマトリョーシカ」最終回「ビリオン×スクール」10話、他2本!ドラマ感想!

「笑うマトリョーシカ」最終話

原作小説:早見和真さん 出演:水川あさみさん、 玉山鉄二さん、 丸山智己さん、 和田正人さん、 渡辺大さん、 曽田陵介さん、 田辺桃子さん、 青木柚 さん、 渡辺いっけいさん、加藤雅也 さん、筒井真理子さん、 高岡早紀さん、 櫻井翔さん

開始10分で道上がブレーン就任→ブレーン辞めるの急展開、その後道上、清家の2人芝居で、ガンガンネタバラシでちゃんちゃん。本来であれば、「だから何?それのどこが面白いんだよ」となるはず。しかし延々と続く、櫻井翔さん(清家)のドヤ顔百面相芝居に何を見せられてるのか、ある種の怖さもでてきて妙な気分に。分析すると声に集中してる時の櫻井さんはいい感じ、表情を作るまでやろうとするとお芝居感出るが、それも清家を表現してると考えると、櫻井劇場=演技マトリョーシカ(本当のからっぽ)を見てる気がしてくるのだ。今クールで松本まりかさん「夫の家庭を壊すまで」がまさに劇場系お芝居だが、あちらは身のつまった劇場、こちらは…。
【気になる清家の言葉】「見くびるな」は置いといて、ある意味わかりやすい「明確な意思などない」について。個人的には政治家はもとより、役者、エンターテイナー全般に言える事。前述の「からっぽ」を使えば、お芝居する際は普段の自分を「からっぽに」共演者と「セリフ」を使ってやり取りしろなどと言われたりする。しかし到底本当にからっぽにはなれず、「身」のような物が残りそれこそがその役者の個性ともいえる。その「身」がなく、道上も「のれん」と話してるような気がしたのではないか?とにかく変な物を見た感覚、気になる方は映画「3名様Ω~これって普通に事件じゃね~」もどうぞ!(大占拠シリーズ、今回、3名様みんな見ると役者櫻井翔さんの特異さがもっと伝わるかも)
【2人芝居、その後】
・鈴木→区議会議員への流れは大好き!だし綺麗、ほっこり応援したくなりました
・道上→わからない物に対する興味(ほんのり恋?)の感じさせるかわいらしい道上だったが、清家と出会う事によって、ジャーナリストとしての使命も成長したような、頑張れ――。
・浩子→浩子と清家、異国の地で生きてく母子の回想を「崖の上」で見せることによって「運命感」マシマシに!浩子と清家の母子断絶のまま話が終わるのが、ビターでいい!
・清家、憲法改正、(見逃しあるかもしれないが)いつの間にか「総理」に、無いとは言い切れないから恐ろしい。道上が頑張る姿を見せることによって「政治とマスコミ」の関係をほんのり考えせさせられるいい展開。
※小泉進次郎さんの総裁選も気になります。自民党員は誰を選ぶのか??
 怖いよー、ある意味タイムリーなドラマでした!!!

「ビリオンスクール」10話

脚本 我人祥太さん 演出 :瑠東東一郎さん他
出演: 山田涼介さん、木南晴夏さん、 水沢林太郎さん、 松田元太 さん、大原梓さん、
山下幸輝さん、 奥野壮さん、 柏木悠さん、 上坂樹里さん、 倉沢杏菜さん、 小宮山莉渚さん、
志田未来さん、 坂口涼太郎さん、 永野宗典さん、 MEGUMIさん、 神木隆之介さん、
安達祐実さん、水野美紀さん、 市村正親さん

視聴後、真っ先に「謝罪動画」作らねば?と思わせられた10話。
(ドラマ前半感想で、面白いとこもあるけど…動画を出してました、ここまで化けるとは!!!)

視聴中メモ

どうですか?伝わりますか??
まさに今までの話がグッと集まり、ハッとさせられ、なるほどーと唸らせられる展開、スタイリッシュ。コメディー。「謝れば済むのか?」被害者の立場、加害者の立場、ぬぐえない思い、「許し」まで描き切ったのはお見事!生徒の変化と、またその先、エモシーンもあくまでドライに、最高にクールな10話でした。最終話も楽しみです。(どこかで再視聴、具体的にどう凄かったのか、分析したいと思ってます!!

「そんな家族なら捨てちゃえば」6話

原作漫画:村山渉さん 出演:岩本蓮加(乃木坂46) さん、竹財輝之助さん、 片山萌美さん、 田中洸希(SUPER★DRAGON)さん、 森日菜美さん、 SWAY(劇団EXILE)さん 水崎綾女さん

1話印象的な、黄色のガムテープ御殿からはじまる物語。毎回何か見どころのある作品。今回は変態教師荻野(SWAYさん)の娘、琴菜(森日菜美さん)がいよいよ?本筋ドラマに参戦??(実は荻野と琴菜、父子だったの覚えていたような、忘れていたようななので、あいまいでしたが今回はっきりしました)上↑のメインビジュアルを通りなら、大人の四角関係(その中に三角3つ?)子供の三角関係、そして親子の三角など、物語を作るうえでの基礎となる三角関係がちゃんと配置され、話が進むにすれ、個人の印象もくっきりしてきました。今までちゃんと意識してませんでしたが、主役は明らかに一花(岩本蓮加さん)なんですねえ。となるとメインビジュアル通り、最終的には子供勢が大人勢(変態男付き)とどう対峙していくのかになるのかもしれませんね。自分は出た!!また変態男!!と変態男中心に見てましたが、改めなければ。
【追記】下世話な話ですが、何話か前の一花の母(片山萌美さん)のバックヌードシーンがとても色っぽくてどきどきしました!(インティマシーコーディネーターはついたのかな??)このどきどき男性バージョンだと2020年「恋する母たち」赤坂(磯村勇斗さん)以来かも、SEXシーン抜きでエロイ男性を見たい方は、何話か忘れましたが探してみてください!!

「À Table!~ノスタルジックな休日~」10話

出演:市川実日子さん、 中島歩さん、
安奈淳さん、 水木薫 さん、神野三鈴さん、 安藤裕子さん、 芋生悠

昔の料理本を見ながら2人で素朴おしゃれ料理を作るシーン+夫婦(同棲、事実婚カップル位にも見える)の会話、時々ゲストありドラマ。
ドラマ当初はさずがに退屈じゃね?でもこれ全部台本?時々アドリブシーンも入れてるのかななど思いをはせて見てるうちに、週1回の心の安らぎになってきてます。「晩酌の流儀」と別の癒され方。裏情報ですが、急ぎの際は1.5倍速で見ても十分見れる完璧な間、そのぐらいゆっくーりした時間が流れてるドラマです!(さすが実力派俳優さんカップル!
【10話の流れ】女性の会話しながら情報を得る巧みさ社会適合能力を垣間見るシーン→竹輪ともやし炒め、いりこご飯(はらわた取るの面倒くせー、けどやってみたいかも!)→夫(中島歩さん)の「もし真っ暗闇で…」話とさらっと流す、流さない?妻(市川実日子)の会話の妙
【ゲストの実力派ぞろい】
個人的には6話、妻の元ゼミの先輩、現文学部西洋史学科の教授役の神野美鈴(かんのみずず)さんのかもしだす「インテリの方ってこういう方だろうな感」が良かったです!(調べたら三谷幸喜さんの舞台経験多数の実力派なんですね!)

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