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ネタバレ注!NHKドラマ「3000万」2話まで感想!
お笑いでいう「フリ」の作り方がうまいドラマ。SNSでも評判ですので、気になる方は土曜22時、再放送をチェックしてみてください!
ドラマの手触り 真っ先に思いだしたのは、古い映画ですがコーエン兄弟の「ファーゴ」脚本面では「シドフィールドの脚本術」、2話の湖のシーンも想ですが、アメリカ映画としてリメイクされても問題なさそうなエンタメ作品に仕上がってます!
脚本は4人体制 ”「WDR(Writers' Development Room)プロジェクト」
から生まれたドラマ
ちなみに春クール、日曜劇場「アンチヒーロー」も
どちらの作品もそうですが、1人の作家さんとは違う手触りになってるのが、面白いです!記事にもありますが、言うは易し、行うが難しが共同脚本、これからはAIにもアイデアだしをお願いする時代が来るのかもしれませんね!
見どころ①佐々木夫婦
感想では夫婦そろってバカと揶揄されてる感のある2人ですが、口をあけてドラマ見ている自分もそれなりのバカ!という世界観の自分からしてみれば、どっちもどっち、自分の分身がドラマに出てるような共感を覚えます。個人的には夫役、青木崇高さんの根っからの泥棒顔と安達祐実さんの「助けなきゃ」「手数料」「止めなきゃ、でも吸っちゃう!」清濁あわせ持つ感じが大好きです。
見どころ②絵面の面白さ
2話クライマックス、湖畔?のシーンもそうですが、夜のドライブシーンなど、誰が見ても楽しい絵作り、問題の3000万も振込、キャッシュレス時代だからこその面白さ、ルパンもそうですが、現ナマを奪い合う面白さは映像ならでは、夫婦そろってお札の匂いを嗅ぐアイデアもチャーミングで秀逸です。
見どころ③フリの巧さと予想外のバランス
1話で言えば、夫婦の息子がまずお金に手を出すところがいい。あれ、すぐばれちゃったと思いきや、そこが今後の展開にもキーになる。こういうドラマだからこそ、子供はいい子、でもいい子だからこそ、計画頓挫する前振りにもなってて目が離せません。その他にもフライパン、ケチャップ、小悪党2人、犯罪者は現場へ戻るをちゃんとやってるところも、ニヤニヤして見れる要素です。このあたりの展開は共同脚本だからこそ、複数の頭脳で作った感じもします。「だったら、こういう展開もあるよね!」「あーそれいいかも!」とか制作現場のみんな泥棒顔で会議してるんでしょうか?
余談①面白い!って小さな声の効果
実はこのドラマ5ちゃんの今期どのドラマが面白い!スレで見つけて見始めました。そう思うと小さくでも面白い!とSNSでドラマ名を出してあげることは、大切だなあと思いました。その時はスルーしても、また別の人が言ってるのを見かけて、ふーん、ぽちっの流れ。見ると決めたら下手に予告編、相関図、あらすじを見ずに題名検索、黙って見る。SNSはその逆(面白くない!)も聞こえてくるのでので良し悪しですが…
余談②今から見るにはどこで見る?
NHKオンデマンドは解約中、U-NEXTで1話220円レンタルできず、月契約990円、どうすっか?と迷ってましたが、毎月配られるU-NEXTポイントを使えば、安上がりに見れることにこのドラマを通じて発見しました。映画はそんな見に行かないしポイント使うことないよなあって人にはお勧めです!※U-NEXT解してオンデマンド入会すると、自動更新ではなくどうしても見たい時に入って、1か月でポイント切れ解約になるシステムだったら、なおさらいいのですが、そこらへんは未確認です)