【許容可能な損失】起業するときにメチャ大事なこと
先日「エフェクチュエーション」の読書会
(著者の吉田満梨先生/中村龍太氏による)に参加したつづき。
「エフェクチュエーション」とは…
経験豊富な起業家を対象にした意思決定実験から発見された思考様式。
友人が「この本、きっとハナさん、好きだと思う」
と言われて、目次を見たら…ははん…
私が2019年、20年に企画・制作・運営した
♥官能コンサート【MUSICA SENSUAL】や
♥音楽朗読教材【オケどく】
の立案~制作・運営の
プロセスと同じだな!と感じたからです。
で、どんな内容かというと…
【エフェクチュエーションの5つの原則】
読書会でも成功者の方が口々にして
私も一番に、ココな!と思ったのが…
全く未知のこと
新しいことを始める時
ワクワクする気持ちからどうしても
「タヌキの皮算用」やっちゃってません??
これ、ホントにダメなんですよ!
リスクに対するマネジメント、メチャ大事!!
上手くいくように
軌道修正しながらMAXで進めるけど、
万が一ダメだった場合に
いくらまでの損失なら納得いくか?
ここで全財産投入なんかしたら、
後で何かやろうと思っても
何もできなくなる。。よね。
その線引きを自分の中でどう引けるか?
ここなんです。
私が官能コンサートを企画した時、
頭の中に見えたものをカタチにするのに、
卓越したプロフェッショナルの力が必要でした。
(国内トップクラスのアルゼンチンタンゴ奏者たち)
それで出演料や会場費、運営費用を概算したら…@@
ただ面白いからってことで
『官能に集中しながら聴く音楽』って
誰もやったことのないコンサートなんて
売れるかわからんものなのに、結構な費用じゃん!
マジでビビりました。。
そこで考えたのが《許容可能な損失》。
「自分のオモロイ!を叶えるためにいくらまでなら自腹切れるの?」
ってことだったんです。
自分の中で、チケット枚数という皮算用もしつつ
《許容可能な損失は◎◎万円までOK!》
と腹をくくることができました。
※資金調達のやり方としては、クラファンなんかもあるけどね。
コミットメントすることができれば、
全てにおいて「できる方法」で考えることができ、
結果に対して責任を持てるようになる。
なので、ほぼ一人でやれることやって…
経費をできるだけ軽くして臨むこと、
2019年の1年間で4公演。
回を重ねるごとにスポンサーや
《アルゼンチン大使館後援》もつき、黒字化に成功!
来春も!と思ったら、コロナ禍でした。。
実は、このコンサートの1年前に
初めての助成金公募で
10000%皮算用なコンサート企画の応募したことがありました。
結果は落選でしたが
《皮算用な計画》が後にすごく役立ったのは事実。
この企画に参加を依頼していた、
一流ソリスト(ソプラノ)の友人からのアドバイスで
『命がけのジャンプ』をしてはならない。
とコンコンと言われてたのでした。
世界の舞台でやってきた
百戦錬磨の彼女が言うってことは、
そうなんだろう。。
まさにこの本の中に出てくることと一緒。
この言葉がいつも頭の中にあり、
『許容可能な損失』
を意識することができたのでした。
『許容可能な損失』
どんな種類の起業にもまつわり、通じること。
例えばある起業塾で、
すんごい売上が得れる!という
希望的観測な文言に惑わされ
命がけのジャンプで
崖から飛び降り死者続出な話。
他人の実績=自分もそうなる
とは限らないのです。
まず自分は
「何ができるか」を明確にすること。
⇒「手中の鳥」のことですね。
そして何かを始める時に、損失にコミットできるか?
自分とよく相談してみてね!
自分の生まれ持った資質の生かし方
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