ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く
先日みたばかりの映画、「ミセス・ハリス、パリへ行く」。
続きのニューヨーク編が気になっていた。
ハリスおばさん、次はどんな冒険をするんだろう?
と、ちょうど宿泊していたホテルのすぐ近くに書店があったので、のぞいてみたら・・・・あった、あった!パリではなくニューヨークが。
思わずにんまりして、すぐに手に取りレジへいった。
ホテル滞在の1日目は読書の時間がとれなかった。けれど、翌日の早朝。まだ暗かったけれど、目をこすりながら起きた。
せっかくのホテル。いつまでも寝ていたら時間がもったいない。
お湯を沸かし、ホテルが用意してくれていた緑茶のティーバッグを淹れる。
外はまだ暗い。でも、うっすらと山々が見える。だんだん、明るくなり、ほとんど通っていなかった道路には車の数が少しずつ増えてきた。
「さてと、本を読もうかな」
と、その前にコーヒーをいれなくては。
そうこうしているうちに、朝の日差しが部屋いっぱいに広がっていった。
この時間帯が1日のなかで一番心地いい。
そんなおだやかな雰囲気のなか、ようやくミセスハリスの本を開いた。
テーマは前回のパリとは大きく変わる。
華やかなファッションのディオールから、虐待されている子どもを救うというテーマだ。
1950年代に書かれた本で、著者のポール・ギャリコは米国生まれのニューヨーカー。まさに、自分の庭のような街で展開されるストーリーだ。
このままずっと本を読んでいたかったけれど、このあと朝食やイベント参加を控えていたので、残念ながら10ページほどで閉じた。
続きは自宅のリビングにて。
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つい数日前にミセスハリスの第三弾が新発売されたようだ。
今回は地名ではなく「国会」。
まさにタイムリーな話題ではないか・・
またまた読みたい本が一冊増えてしまった。