小林多喜二 26歳。
プロレタリア文学の小説家。小樽高商卒業後、拓殖銀行を経て、共産主義の運動家へ。
1928年3月15日・・・三・一五事件 日本全国で一斉に党員たちが検挙された日
本全体としては雑誌という感じです。紙質はあまりよくなく裏面が透けて見え、小さな字の上に漢字が印刷で潰れてしまっているところもあります。
著者 小林多喜二
発行所 戦旗社 *1928〜1931
党内のスパイによって築地警察署に連れていかれ30歳で亡くなりました。
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若い頃から志賀直哉ファンで手紙を送ったりしていた多喜二。奈良にある直哉の家を訪れたことも。死後、志賀直哉が多喜二の母セキへ弔文と香典を送っています。
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