満開日にみんなでお花見。そして「東京都薬用植物園」へ初入園!
①満開宣言の日に、お花見。
つい先日桜の開花宣言を耳にしたばかりな気がしていたのですが、4/4(木)には満開との情報が。
奇しくもその日の午後「ODAMAKI」の利用者&職員で近くの公園までお花見へ繰り出しました。
急遽だったので、東京で満開宣言がなされていたのも知らず。あいにく曇り空ではありましたが、上着を羽織らなくてもいい、ほどよい暖かさのなか桜のみならず様々な花を眺め自然を満喫してきましたよ。とてもいいタイミングでお花見が出来たなあと感じています。
わたしはこちらの公園にはじめて足を踏み入れました。こんなに広く素敵な公園が施設の近くにあったなんて…知らなかった。普段も訪れたいと思う、気持ちのいい場所でした。
以前も記しましたがイベント事が苦手でこれまで避けてきたため、お花見ももちろん今回が初参加。
利用者さんも職員さんも作業所内での表情しか見たことがなかったので、花を眺めたり香りを楽しんだり、ちょっとしたスポーツで交流をはかる場面になんだか不思議な感覚を抱いた春の午後でした。
②「東京都薬用植物園」に初入園してきました!
4/6(土)には「東京都薬用植物園」へ。こちらもはじめて足を踏み入れた場所。
存在は知っていましたよ。東大和市駅のすぐそばにありながら、住所は小平市であることも。わたしの記憶が確かならば、中島たい子さんの小説『漢方小説』にも登場している植物園です。
“薬用”というだけあって「漢方薬原料」「民間薬原料」「製薬原料」などの植物区が設けられていました。
これまた勘違いしていたのですが、“薬用”植物園だからそれに関連した植物しか見られず、ずらっと固苦しい説明文がひたすら並んでいるのでは…と思い込んでいたんですよね。
なので「温室」区域に入ったときの異国感に、テンションが上がってしまいました。
「温室」で興奮したあまりここで結構な時間を費やしてしまい、帰宅してから改めて園内マップを見たところ「有毒植物区」と「染料・香料植物区」を見て回った記憶がないぞ、と気づきました。そこはまあ…また行こうじゃないか!とポジティブに捉えましょう。
実はですね、今回「東京都薬用植物園」へ足を運んだのにはきっかけがあるのです。
植物園内に「草星舎(そうせいしゃ)」という植物に関する商品などを販売しているログハウスが建っているのですが、こちらで「ODAMAKI」の裂き織り商品を置いてくださっているのです。先日支援員さんからお聞きし、植物園も眺めに行きたいし商品が並んでいるところも目にしてみたかったためバスに揺られ小旅行を決行。
「わたしはここで織りをしている者で…」とド緊張しながら説明になっていたかも思い出せない拙い文言をお伝えし、写真を撮らせていただきました。どうもありがとうございました。
「草星舎」では「ODAMAKI」以外に、小平市内にある幾つかの福祉施設でつくられている商品を置いてくださっていました。
福祉施設の商品に目が止まるようになったのは、自身が福祉作業所へ通うようになってからです。それ以前だったら、「どうしてこの場所に関係ないものが売ってるの?」くらいにしか感じなかったことでしょう。
商品を常設していただく場所をどのように探し決められるのか、一利用者にはその過程はわかりません。ですが、商品がお店の雰囲気を崩すことなくマッチするのであれば「ポーチだけでも」とか「コースターだけでも」というように裂き織り商品を置いてくださるお店の輪が広がっていってくれたら嬉しいです。※あくまで個人の意見です。
商品としてではなくとも、お店の飾りとしてトムテ人形はどうですか?(営業モード)
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この記事を打ち込んでいるのは、4/7(日)。朝から天気がよくまさにお花見日和です。
今週の中頃までが桜の見頃とニュースで耳にしましたが、どうやら明日明後日は雨予報が。
咲いたかと思えばすぐに散ってしまう桜。それから枝には新緑が目立ち始め、青々とした空から強い日差しが降り注いでくる。次第に道の脇にはタチアオイが目立ち始め、夏の気配を運んで来るでしょう。
四季の移り変わりに「儚さ」を抱きつつ、毎年訪れてくれる春夏秋冬に「力強さ」を同時に分けてもらっています。
今は存分に春を浴びましょう。楽しみましょう。感じましょう。咲き誇るソメイヨシノに酔いしれてしまいましょう。部屋から一歩も出たくない人はそれでよし。出たいけどきっかけが見つからない人は、カーテンをチラと開けてみるだけでよし。
気負わず各々のやり方で「今」を生き延びていきましょうね。
【おだまき工房(ショップ)】
〒187-0043 東京都小平市学園東町 1-23-23【ODAMKI(就労継続支援B型事業所)HP】https://www.odamaki-sakiori.com/