集中力ってコントロールできるらしいよ。【今週の加藤さんvol.2】
「今週の加藤さん」
“最近何か気になってる話題とかありますか?”というとてつもなくラフなお題を、花咲爺さんズ代表の加藤さんに聞いてみるコーナー。聞き手は弊社シオヤ。ゆるゆると見てみてください。
加藤さん:
今日気になってるのは、打ち合わせで「集中のプロ」に聞いた集中の話かな。
シオヤ:
全集中の呼吸…?
加藤さん:
全集中じゃなくて!鬼滅の刃もアニメ見たし面白かったけど(笑)。
シオヤ:
すみません(笑)!じゃあ本題お願いします。
加藤さん:
最近、集中してますか?
シオヤ:
いや・・・してないのかなって思いますね。今日も14時までに終わるつもりだった書き物が結局16時まで掛かってしまったし。集中力の問題だけではないですが、気が散る場面もあったような。
加藤さん:
集中しているかどうかは数値的にもわかるんだって。例えば、リラックスしている時は瞬きを1分間に12回くらいするんだけれど、集中してる時は1分間に3回ぐらいしか瞬きをしない。
シオヤ:
あー、聞いたことあります。
加藤さん:
エナジードリンクを飲んだときも、本当に強制的に瞬きの回数が減らせるらしい。でもそれは直後30分くらいの話で、45分くらい経つと瞬きの回数が一気に増えるんだって。集中が一気に切れてしまうのも、あまりいい状態とは言えない。
それで、瞬きの回数が減っていてかつリラックスしている状態っていうのが一番良い集中なんだって。
そこで、集中のプロは一気に集中する緊張状態を作って、そこから緊張をほぐして、その状態を1時間くらい継続する。将棋の棋士やスポーツ選手が集中するときもそういう状態らしい。
仕事をする上でも、例えばオフィスにいると誰かに話しかけられて集中が途切れるリスクが高い。なのでリモートワークは集中できる環境は作りやすいよね、という話を聞いて、なるほどなと思った。
シオヤ:
一気に集中するって、どうすればいいんですか?コントロールできるものなんですか?
加藤さん:
いわゆるルーティンをつくるだって。一気に緊張を高めて、リラックスさせるパターンをつくる。例えばお茶を飲むとか。
シオヤ:
へえ、勉強になりました。やってみます。
加藤さん:
とにかく、時間を決めてその間に集中して仕事をするっていうのが大事。働き方改革で働く時間を減らすって言われているけれど、時間を減らすために1日の中でどうやって集中して効率よく終わらせるかっていうことを考えていかなくちゃならない。限られた時間で成果を出して、リラックスするときには遊ぶなり何なりするっていう習慣を身に着けることがが日本人には必要だね、っていう話だった。
シオヤ:
なるほど・・・。あと、今聞いていて気になったのは、余暇というか、リラックスできる時間ってやっぱり必要なのかな?っていう部分ですね。
加藤さん:
それは、自分にとってリラックスできるのがどういうときなのかっていう話でもあるけどね。例えば、デザイナーとして働いている人が暇つぶしに絵を描いていても、はたから見れば仕事なのか遊んでいるのかわからないでしょ?
シオヤ:
確かにそうですね。
加藤さん:
僕の場合は、出張で遠くに行く時って旅行気分になれるからどちらかと言えば仕事でも余暇モードになれるけど、もちろんそうじゃない人もいる。疲れない状態を作るにも、疲れないポイントっていうのは人によって違う。いずれにしても気を張っていない状態は必要かな。
ちなみに。
加藤さんの話していた集中力の話は、このイベントで聞けるそうですよ。
【集中力】なぜ、あなたは集中できないのか? 〜リモートワーク時代に必要な能力を学ぶ〜 | Tokyo Work Design Week 2020 公式オンラインプログラム 1日目オープニングプログラム
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