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うつ病夫婦の、子育て奮闘記。③〜妻、ついに鬱?〜の巻
夫の看病と、子育て、家事、仕事に追われ、「死にたい」ってずっと神様に言いまくっていた私。
そんな時に再びかかってきた、学校から一本の電話がかかってきた。
「スクールカウンセラーと話してみませんか?」
正直人と会うことどころか、家から出ることも辛い状況ではあったけど、学校からの好意を断るのも申し訳なくて、とりあえず学校へ行ってみることにした。
夫がうつを再発したこと、とりあえず今は子どもたちと遠出して夏休みは過ごしてること、それで私も何とか自分を保っていること、
いろいろ話していたら、人前だと言うのに、また涙が止まらなくなってしまっていて。
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「お母さん、たぶんお母さんも結構きてますよ」って、私の精神状態がかなり良くないと、保健所と生活支援センターをさらに紹介してくれた。
「もし私がうつだとしたら、夫婦揃って同時は、さすがにまずいよなぁ…」と、とりあえず保健所の無料相談の予約を取ろうと電話してみた。
すると予約はすでにいっぱいで、「急ぎですか?」と言われたので、
一先ず今の家庭状況と、自分の症状、摂食障害とPMDDのことを話した。
「お母さん、結構症状出てますよ。保健所の相談日まで待ってる間にもっと落ち込む可能性もあるし、
来ていただいても確実に病院を勧められると思うので、今すぐ受診した方がいいと思います。
医者ではないので適当なことは言えませんが、心理士の端くれとして言うと、確実に診断されるぐらいのところまできてると思います。」
と、職員さんにも言われた。
だけど、そう言われて少し楽になった自分もいた。「あ、やっぱりそうなんだ」って。
その勢いで、生活支援センターにも相談しに行ってみたら、まったく同じことを言われ、受診とともに、障害手帳・障害年金、そのへんのこともお勧めされた。
「あぁ〜、私もうつか〜。」と、その足でまた子どもたちと、神様に祈る旅に出かけた。
家に帰って、学校、保健所、支援センターから言われたことを、全部夫に報告した。
そして、実は正直、受診を迷っているということも…。
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これでもライフカウンセラーの端くれ、9年間、夫の病を側で見てきた妻として、「きっと受診したところで、薬を処方されて終わりだろうな」と感じていた。
今の私たち家族には、薬を処方してもらって、すぐにでも精神を正常に戻す必要があることはわかっている。
でも、薬がなければ現状維持ができない体にもなっていくことも、私は側で見てきた。
実際、投薬中の夫も、同じ見解だった。だからその上で、私に受診(投薬)は、おすすめしないと。
…少し安心した。夫からも受診を勧められたら、「私もお薬生活かぁ〜」と半ば覚悟していたので、そこは心置きなく、夫に示された「受診しない」という道を選ぶことにした。
さすがに夫婦でうつ(と言っても、私は診断名を持ってないけど)はまずいかなぁと、ようやくここで、母親に現状を打ち明けた。
それが、ずっと神様に祈っていたことへの答えにつながることになるとは。
▼④〜みことばエネルギー〜の巻
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