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生きづらさを抱えるすべての人に見てほしい―。「連続ドラマW ゴールドサンセット」の制作陣が本作を通じて伝えたいこととは

生きづらさを抱えるすべての人に見てほしい―。「連続ドラマW ゴールドサンセット」の制作陣が本作を通じて伝えたいこととは

取材・文=柳田留美 撮影=中川容邦

「演劇」は特殊なものじゃない―。人が演じる先にある価値を伝えるために──大森さんと西さんはかねてご縁があると伺いました。

大森 脚本家として活動するようになって、初めて書いたTVドラマの脚本が「夜逃げ屋本舗 」(’99)でした。この時のプロデューサーが西さんだったんです。

西 「夜逃げ屋本舗」は、僕が初めてプロデューサーとして手掛けた作品でもあります。企画

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生きる上でのヒントがたくさんちりばめられている―。「Bling-Bang-Bang-Born」に合わせて踊る奇妙なダンスが気になるアニメ【#エンタメ視聴体験記/ぼる塾・酒寄希望】

生きる上でのヒントがたくさんちりばめられている―。「Bling-Bang-Bang-Born」に合わせて踊る奇妙なダンスが気になるアニメ【#エンタメ視聴体験記/ぼる塾・酒寄希望】

 文=酒寄希望

 私には気になるあの子がいます。初めてあの子を見た時、Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」に合わせて奇妙なダンスを踊っていました。ユニークなダンスの振り付けとは裏腹にあの子はとても無表情で、

 私「君は一体どういう感情?」

 私は目が離せなくなりました。それはアニメのOPムービーであの子が恐らく主人公でした。一緒に見ていた 私の息子はあの子のダ

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ボクサーのプロライセンスを取得した横浜流星。「演技」の領域を超えた規格外の進化を1本の映画から紐解く

文=SYO @SyoCinema

 僕は独立して4年弱になるが、この仕事の一番の財産はやはり人との出会いだと感じる。恩人であり、この人と巡り合えなければ自分の人生はまったく違ったものになったであろう確信――僕にとって、そのひとりが俳優・横浜流星だ。

 初めて彼について書く機会を得たのは、まだ独立前の2019年。この連載の前身となる「WOWOWシネピック」だったかと思う。盟友・藤井道人監督との初

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【結果発表】「#映画にまつわる思い出」、今年の受賞5作品を発表します!

【結果発表】「#映画にまつわる思い出」、今年の受賞5作品を発表します!

 こんにちは!WOWOW公式noteの担当者Nです。
2月16日から3月17日にかけて募集いたしました「#映画にまつわる思い出」投稿企画の、結果を発表させていただきます!

 昨年と同じお題で、1年ぶり2度目の開催となった本企画ですが、最終的に皆さまから届いた作品の投稿数は、なんと1,990件でした! 大成功に終わった昨年の投稿数をさらに超えるほどのたくさんのご参加、本当にありがとうございました…

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綾瀬はるかに宿る、観る者を惹き付ける“エンタメ性”を1本のアクション作品から紐解く

文=SYO @SyoCinema

 国民的女優、綾瀬はるか。
 彼女には、どの作品で出会うかで、こちらのイメージが変わるところがある。映画『ハッピーフライト』(’08)、『おっぱいバレー』(’09)、ドラマ「ホタルノヒカリ」(’07)、「義母と娘のブルース」(’18)などだったらコメディエンヌだろうし、「八重の桜」(’13)、「JIN-仁-」(’09)、『レジェンド&バタフライ』(’23)ほか時

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