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ぼくの死体をよろしくたのむ 川上弘美
緑が、とても綺麗だったので、衝動買い。
しおりのミントグリーンも好みだったので、出して撮りました。
帯にもありますが、ジャンル分け不能な短編集なところがとっても好みだった。
夜にちょっとずつ、読めるところが短編集の好きなところ。
川上弘美の描く、間が好き。
何かが起きてもそれに呼応する反応がワンテンポ遅い感覚があって、その遅い間の中を漂える気がして好きです。
天罰を与える役割の人の、昼と夜が真逆の淡々とした日常生活のお話(『儀式』)と
変身できる魔法と時間を自在に伸縮させられる魔法を少し使える叔父との最期の日々のお話(『二百十日』)と
市の美術館の廊下で亡くなった人とほんの少しだけ交錯するお話(『廊下』)が
特に好きだった。
時間軸がズレるお話が本当に好きなんだな、自分は、と思った。
そりゃ、『君の名は。』がツボなわけだ。
『時をかける少女』も大好きだし。
これからまた、寝る前に好きなお話を再読します。
ベッドサイドに夜の読書用にランタンも買ったし。
そうだ、『ルル秋桜』というネーミングセンスに胸打たれました。
何の名前かは、内緒。
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