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京都巡り#37 人生初の、一人水族館に挑む

アオイです。9月、京都水族館へ行きました。この京都巡りnoteでは、私は京都の何が好きなのかを言語化することと、私の見た景色を他の人と分かち合うことが主な目的となっております。それではよろしくお願いいたします🦭


京都水族館へ来たものの……

私は事前に京都水族館の日時指定予約をしていた。平日の晩に行くつもりだった。夜遅くまでしているとしっかり確認もして、予約した。


夜の梅小路京都西駅。数年前にできた新しい駅で、梅小路公園や鉄道博物館への最寄り駅だ。ちなみに京都駅からここまで歩くと、20分ぐらいはかかる。歩いても行けないことはないが、今回は電車に乗って来た。


ブルーモーメントの空に、赤と白のアクセントが映えている、京都タワー。何て綺麗なんだ。


指定した時間に京都水族館へ着いた。営業時間外だった。「そんなことあるか?」と思って調べたら、平日と休日の営業時間が違っていた。おかしいな、しっかり調べたはずなのに……。

ということは、私が払った入場料2000円は、ドブに捨てたも同然ということになってしまった。むしゃくしゃか止まらない。

気持ちをスッキリさせたい。そうだ、サウナにいこう。ここからの経路を調べていたら、今日に限ってサウナは休業日だった。ああ、もう!!!腹が立つ!!ムカつく!!!!!


私は久々にムカついていた。梅小路京都西駅から京都駅へ戻ろうとも、平日だから仕事終わりの時間帯で激混みのはずだ。仕方が無いので京都駅まで歩いて帰ることにした。体を動かしたい。「バカヤローーー!!!!!」と叫んで走りたいくらい。

今日は元々疲労が凄く溜まっていた日だった。怒りがなかなか治まらないので、近くのミニストップでクランキーチキンと、「飲むソフトクリーム」という、いかにも甘そうなドリンクを買って、貪り食った。


京都タワー

気分がむしゃくしゃしたので、京都タワーへ行くことにした。アニメ「おこしやす、ちとせちゃん」のちとせちゃん(ペンギン)もそうしていたからだ。


望遠鏡で清水五条駅を発見したり、そこそこに写真を撮って楽しんだ。景色は綺麗だが、周りがガヤガヤしているのと、場所自体がそもそも狭いので混雑を感じられやすい。イライラも更に増してきた気がした。

平日晩だったが、人が多かった。若者グループが多く、「嵐山はどこか」「あべのハルカスが見えるかなぁ」とか、楽しそうに話していた。

展望室の4階に降りたら、あまり人はいなかった。ここなら2人で落ち着けると言わんばかりに、談笑しているカップルなら数組居た。

私は心身健康な時にしか、人の多い場所へ行ってはならない気がする。めちゃくちゃむしゃくしゃしてきて、また甘々ドリンクをやけ飲みしそうで怖い。私はストレスが溜まると、とにかく甘い飲み物を求めてしまう。


帰りのエレベーター、カップルがいないかつ、人の少なそうなタイミングを計って乗ろうとしていた。が、タイミングを待っていたらどんどん人が降りていって、私が帰れないという状態になった。苦しい。


京都水族館リベンジ

1週間後、私は懲りずに再び2000円の日時指定チケットを予約して、京都水族館に行くことにしていた。時間指定のチケットを買ったら、その時間まで待たないと行けない上、スケジュールがズレたら色々面倒くさいが、仕方がない。

この日は別の京都巡りの後に行くことになっていた。あまりの暑さだったのでカフェにこもっていたら、スケジュールがずれ込んでしまった。しかし、この京都水族館に行く時間は決まっていたので、1ヶ所行けない場所が出てくる事態となった。


梅小路公園のミスト。9月に入ったのに暑すぎるので、ミストの下を歩いていた。


京都水族館に到着した。16:30から入場のものを購入していた。ちなみにこの日は、当日券が売っていた。買えるなら当日券の方が私には合っている。でも、買えない時もある。難しい。


人生初の一人水族館なのに、ドキドキもせずそのまま普通に入場してしまった。単独行動に慣れている証だ。


入ってすぐには、オオサンショウウオコーナーがあった。数日前に展示がスタートしたようだった。タイミングが良い。

日曜の夕方だったので、ファミリーや友人、カップルで来ている人が多かった。


「ここが落ち着くんです」と言わんばかりに、隅っこに大量にいた。すみっコぐらし……?(違う)


オオサンショウウオと背比べできる。皆は背を測っていた。ちなみに私の身長は個人情報なので秘密である。私の身長を知っている数少ない人は、「ああ、アオイはこの位かぁ」としみじみ思ってくれると嬉しい。


天井から水がダバダバと流れる景色が、とても涼しげ。


オオサンショウウオ型の椅子。当然の事ながら、この席にはカップルが座っていた。


オットセイコーナー。入った途端、突然大声が聞こえてきた。子供の泣き声かと思ったら、オットセイの鳴き声だった。無理やり言葉にしてみると「ぎぃぃぃやぁぁぁぁ!?」のような感じである。是非、京都水族館に行ってみて確かめてほしい。


小腹がすいていたので、オオサンショウウオ肉まんを食べることにした。ペンギンおにぎりと、ペンギンもなかアイス(塩バニラ)も気になっていたが、その時の私は肉の口になっていた。

これが肉まんだ。看板には何肉か書いていないが、オオサンショウウオの肉ではないだろう。勢い良く頭からかぶりついた。美味しい。肉は多分普通の肉まんと同じだと思う。

皆がアザラシに夢中になっている間に、私は水槽から生まれたプリズムの写真を撮っていた。

荒ぶるアザラシを撮ったが、写真は載せない。水槽を写すと私が写り込んでしまうので、撮影が非常に難しい。


ペンギンコーナー。ペンギンすらいない水槽を撮る。光のきらめきが、水のゆらめきが、たまらない……。でもペンギンとは関係ない……。


ペンギン相関図だ!!

ペンギン同士の略奪も見ていて面白いが、飼育員が絡んでくるのがまた面白い。でもこれが人間関係だったら、泥沼訴訟ものだ。ペンギンだから許された。私はドロドロした関係を見るのが好きだ。もちろん当事者にはなりたくない。


暗くて青い水槽は落ち着く。写真を撮っていたら、知らない間に人に囲まれていた。……落ち着かない。

 

見ていて落ち着く大水槽。その向かいにはペアシート。書くまでもない話だが、ほぼ全ての席がカップルがゼロ距離みっちりみっちみちで座っていた。密!!


サメの洞窟。サメは動きが早い。


ペンギンコーナー(地上)。壁面の絵が可愛らしい。ペンギンの壁画を撮っていたら、ちょうど日が沈み始めていた。


ここから外の景色を見られることができた。綺麗な夕日だ。

ペンギン、なんとも愛くるしい……。Twitterのアイコンにしたいくらい……。ちとせちゃんも紛れていそうでもある。子供とカップルたちもペンギンに釘付けだ。ここは水族館だ。子供とカップルに囲まれるのは不可避。私はそういう場所にいるということ。



ペンギンのカップル?そして、その影。あの相関図のカップルのどれかだろうか?


ペンギンたちの名簿の一部。京都の通りの名前というのが良い。果たして自分と誕生日が同じペンギンはいるのか?


クラゲワンダー。本日の一番行きたかった場所。ふわふわ揺れ動く。Twitterのアイコンにしたい(2回目)。noteでも良いのか。


クラゲ、足の短いものは可愛らしいが、足の長いものはどことなくグロテスクだ。いかにも「毒持ってますよ、私は」の風貌だ。


「キャノンボールジェリーフィッシュ」という名のクラゲ。永遠に見てられそう。ヘッダー画像にしたい。


クラゲ別キャラ診断。やってみた。私は「癒し系ピュアエンジェル」だった。ピュアかどうかは分からないが、私は子供っぽいと今でも思う。

京都水族館公式LINEからでもできる。友だち登録してやってみよう!


ファインディング・ニモ。


お土産コーナーに来た。それにしても、水族館のぬいぐるみってなんで異様に欲しくなるんだろう?結局買わないけど。

オオサンショウウオおみくじがあった。残り1つ。買うしかなかった。

吉。書いていることが身に染みる。


くらげ風鈴だ!そう、今回はクラゲワンダーと、この期間限定のくらげ風鈴を見に来たのである。これを見るために、私は一人水族館をすることにした。


私の推しクラゲ(本日決定)、キャノンボールジェリーフィッシュの風鈴をしっかり収める。


屋外にも、風鈴が展示されていた。そよ風が吹いていて、風流な音が鳴る。普通の風鈴とは音が違う!

夕焼けと透き通る風鈴。儚げで美しい。


下の方にも展示されていた。こちらの景色も良い……。

「近づくと、もっと好きになる。」

このコピーとともに水槽を見る者たちのポスターが何種類も貼られていた。この構図良いなぁ。一人水族館をしている限り、当然だが私がこの写真を撮られることはない。誰か撮ってほしい。

イルカスタジアムと京都タワー。今回はイルカショー休止期間中だった。イルカが産休に入るので、その環境整備のためだったような。イルカの世界にも産休は存在している。

スタジアム自体には入れた。座ることもできる。泳いでるイルカも少し見えた。夕暮れ、静かなスタジアム、落ち着く音楽、暗い照明、揺らめく光…………。

何ともロマンティック。そんなムーディ漂う場所は、ここまで読んだ方ならもう分かっているかもしれないが、やはりというか、当然カップル語らいの場となっている。ここが順路的にも、水族館デート締めの場所になる。2人でデートの総括をしているんだろうなぁ。


日の沈む京都水族館を後にして、京都駅まで帰る。


先週ストレスフルで来た時より気持ち良い状態で、光る京都タワーを見ることができた。満足だ。



まとめ

一人水族館、楽しい。自分のペースで観られる。私の他に一人っぽい人は、一人だけいた。それ以外は大多数が家族やカップルだ。友人グループもたまに見かけた。水族館とはそんな場所だ。

こちらは、私の初めての一人水族館を後押ししてくれたnoteだ。カップルに対する嫉妬が明るく書かれている。私は共感した。実は東京の水族館も気になっているんだよなぁ。サンシャイン水族館とか、すみだ水族館とか……。

恋人はいるけどあえて一人で来ているわけではなく、本当に「一人」で来ているところが特に良かった。一人を謳っていても、恋人がいることが分かると「あぁ、何だ相手がいるのか……」と読んでいてつい思ってしまうからだ。恋人と趣味が合わないから一人で来た、ということもあるだろうけど。


また、別日に友人と別の水族館に行った。その水族館は人がめちゃくちゃいて混雑していたが、友人と一緒だったため、心は落ち着いていた。

友人の写真を撮ったり、念願の私の後ろ姿を撮ってもらったり、私が撮っている姿を撮ってもらったりした。誰かと水族館を回るのが、こんなに楽しいなんて。

更に別日には、第2回一人水族館をした。福井県の越前松島水族館に行ったのだ。周りはファミリーやカップルばかりだったが、京都水族館に行った時より気にならなかった。

都市部にある現代的な京都水族館とは違い、海がすぐ見えるところにある、昔ながらの水族館。イルカショーも見られて楽しかった。

京都水族館では綺麗に撮れなかった、アザラシもいた。


推しクラゲである、キャノンボールジェリーフィッシュも展示されていた。もしかして、クラゲって今流行っているのだろうか?


このように、一人水族館がきっかけとなったのか、その後水族館に行く機会が多かった私だった。一人水族館は結構楽しい。カップルが気にならなければ。私のように心が乱れやすい人は、心身の調子を整えてから行くと良い。




京都巡りツイートのモーメントです。noteより早く、最新の情報を知ることができます。noteに書くほどでもない、街中でふと見かけたものも入っています。是非ご覧いただけますと幸いです⛩️


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