【子育て】ママの劣等感が子どもにあたえる影響
40代事務パートママのあんのゆいです。
中高生2人の男の子ママです。
平日は時短で事務パート、
土日はセッションや講座に参加しながら
コーチングの勉強中です。
夏休みに突入しましたね。
ママにとっては、子どものお世話や
帰省のことなどで
頭がイタイことばかりかもしれません。
朝から毎日お祭り状態だし
もー逃げ出したい!!
そんな大変な時期ですよね。
特に夏休み初旬は
宿題や課題などに向き合ったり
夏休みの計画を立てよう!…て
ママは一生懸命頑張るんだけど
子どもはゴロゴロ、グダグダ・・
「一向に計画通りに動かないじゃん・・・」
とイライラが出てくる頃かもしれません。
目の前にダラダラしてる
子どもの姿が見えちゃうたびに
そのイライラ貯金が増えていく・・・。
私も毎日たまるイライラに
どこへぶつけていいか
分からなくなってました。
あの頃の私は完全に
自分の劣等感(怠っているところ)と
子どもたちを重ねて
まるで子ども時代の(出来ない)自分と
向き合っているような状態になっていました。
怖いことに、ママの劣等感は
子どもに対して
強く影響を与えてしまいます。
そしてその影響は将来的に
子ども自身にも背負わせてしまいます。
親から受けた「未消化」の部分を、我が子で解消させていた
この劣等感は、本当にいろんな場面に
影響してしまうような気がします。
夫婦関係、友達関係、親戚関係、
職場での人間関係などなど。
その中でも親子の関係は
血がつながっているだけに
ものすごく近すぎてしまって
どうしても強烈に感情や態度に
出てきやすいんです。
しかしママ自身も
自分の親から同じように
劣等感を受けています。
では、ママはどんな言葉や思いに縛られてしまうのか。
分かりやすく一例としてまとめてみました。
【心情】
■周りの友達について行けなくて大変。何とかして普通に近づけさせよう。
■A君の方が勉強(スポーツ)ができる。何でうちの子は出来ないの?(怒り)
■私が過去にした失敗は、うちの子にはさせたくない。しっかり教えないと。
■周りの人達から見て有能な人間に見られたい。両親からも、キチンと育て上げてると思われたい。
これらの例をみてみても
子どもの「本質」を全く見ていません。
とにかく周りからの評価が第一。
そんな重い気持ちを抱えたままでいると
自然と行動はこうなっていきます。
【行動】
■普通、または普通以上に出来る子に育てようと教育に入れ込む
■必ず自分の思い通りにしようと子どもをコントロールする(言動)
■思い通りに子どもが動かないと強烈な怒りが出てくる
■怒りが日々積み重なり、些細なことで子どもを強く叱責する
■自分の気持ちが優先なので、相手の話を聴こうとしない
などなど
まだまだ沢山あります。
「あなたには苦労させたくないから」
この言葉は親であれば誰でも思うことです。
子どもの将来を思っての親心だし
私も心から共感できます。
でも、行き過ぎた親の思いは
逆に子どもを不幸に導いてしまいます。
子どものためという理由をつけて、実は自分のためだった
当時の私は
自分が惨めになりたくないから
子どもたちにもっともっと!と
指示していたし
出来ない場面を見ると
激しくガッカリしてイライラしていました。
でも、そんなことばかり続けていたので、
いつまでたっても穏やかな日がこない・・。
そりゃそうだ。
自分が子どもたちを通して
賞賛されたいと思っていたんだから。
現在はコーチングワークなどを
通して少しずつ自分の心と向き合って
「あ、今私イラついてるな」
「私がどうにかさせるんじゃない、相手の課題だ」
って俯瞰して感じられるようになりました。
余計な思考はしない。
ここで私がお伝えしたいこと
育児が苦しい、こんなはずじゃなかった!
と思っていたとしたら
自分の成績表 = 子どもの成績表
になってしまっている事実にまず気が付くこと。
自分と子どもの出来不出来を一緒にしない。
意識をするだけでも
だいぶ問題を俯瞰することができます。
まだまだ長い夏休み。
子どもとのかけがえのない時間を
少しでも穏やかに笑顔で過ごすために
ママがいちばん幸せになりますように。
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