力まず、諦めず継続する!
太郎さんがヘルニアになり手術してもう5年以上経つ
退院時、お尻すら上がらない
歩けるようになるのか?もし歩けなければ車椅子をすぐに作ろう!そう思ったのを覚えている。
病院では看護師さんが太郎のリハビリを担当
担当の看護師のお姉さんはいつも太郎を可愛がってくれた。
看護師のお姉さんは夜勤の時、太郎といつも遊んでくれたらしい。そのため、入院中にお姉さんが声をかけると嬉しそうにワンワン言う太郎を院長は見て、太郎は女好きと言っていた。
そしてこの看護師のお姉さんは太郎の心の恋人
(退職して数年が経つがお姉さんとの交流は続き、太郎さん達に会いに来てくれたりする。)
院長が声をかけた時とお姉さんが声をかけた時で態度が違うらしい。
退院してからもお姉さんが定期的にリハビリをしてくれた。太郎にとってはリハビリというよりはデート❤️の時間のようだった。
しかしお姉さんが退職し、担当の看護師さんが変わって太郎はリハビリを嫌がって、病院の待合室の椅子の下に隠れてしまう
院長にその事を伝えたら即リハビリ中止
しかし、筋力がすぐに落ちてしまう太郎は背中が丸くなってきてしまった
そして今のリハビリの女医さんと出会う
14歳で初めて行った時、太郎の背中は丸くなっていた
以前の太郎が嫌がった看護師のリハビリは若い子にするようなリハビリできっと太郎は怖かったのだろう!とその先生に言われた。これはリハビリ手帳からわかった事だった。
今のリハビリの先生は獣医師でアメリカに渡り勉強をして開業した方
すぐに太郎の問題点を把握し、家でできるマッサージやストレッチ中心のメニューを組んでくれる
リハビリ室に恐怖心を持つ太郎は診察台で行う
【リハビリで1番大事な事】
楽しく続ける事が1番大事と言われた
横浜から高速道路を使い東京まで通う
診察は1ヶ月に1度のペース
マッサージやストレッチも【やるぞ!】という感じではなくテレビ見ながらなど『ながら』でやるように言われた
これは『やるぞ!』と力が入る事で太郎が苦痛に思ってしまう事があるからだという(そして飼い主も疲れてしまうから!と言われた)
なんとなくテレビ見ながら朝、晩など時間がある時にやって‼️と
行くたびに太郎の問題点は変化する
【こっちが良くなれば、あっちが悪くなる】 この繰り返し
天候にも左右する
そうして太郎の身体を常に触る習慣がついた
だんだん、感覚がわかりココが凝ってる!というのがわかる様になった
行く度に変化する課題
【生きているからこそ変わって当たり前】
そうして通い初めて4年目
歳は重ねていってるのに太郎の体(体幹)の状態はここ最近が一番良いという
そして今回、今までにない後ろ足の、人間で言えば膝の後ろのあたりがパンパンに張っていると指摘
歳のせいか?突然座り込む事があると伝えた
今の年になって足の使い方が正しくなってきたからこその筋肉の張りがでたのだろう!という事だった
先生は【いくつになっても変われる!】という事を太郎は実証してくれたと言ってくれた。
口では他の患者さんにいくつになっても変われる!といってきたけど、なかなか太郎のようにこの年齢で変わっていける子はいないらしい。だから先生も太郎が実証してくれたので他の患者さんにも本当に変わるんだよ!と自信を持って伝えられると言ってくれた。
【嬉しい】
その一言に尽きる
一緒に太郎とスキンシップ
私が納得できる先生と出会ったから太郎と一緒に諦めず、常に前を見て取り組めた
人間性も含め、信頼できる人との出会いは幸せを導いてくれる
力まず、諦めず、継続する
太郎がコツコツ毎日やってくれてることに感謝
自分の足で行きたいところに行けるようにしてあげる事は私の勤め
これからも一緒にゆっくりだけどお散歩もいけるように
飼い主が諦めなければ!
太郎さんは強く優しい頑張り屋
この笑顔がいつまでも続きように
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