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必要な日光浴は「夏は15分、冬は2時間」

骨や筋肉を丈夫にし、認知症、心臓病、糖尿病、感染症の
予防に寄与するビタミンD。

ビタミンDは世界的に不足していると言われています。

環境省は言います。
「ビタミンDは、皮膚で作られるものと、食品から摂るものと合わせて、
十分供給されていると思われる」と。

本当にそうでしょうか。

いたずらに不安をあおる健康情報は厳につつしまなければなりませんが、
どう計算しても不足しているようです。

人気番組『ガッテン!』(2017年6月7日放送)によると、
「6月の東京近郊では、顔と両腕を出して15分日光浴すれば、
ビタミンDの必要量がまかなえる」とあります。

しかし、その時の表をよく見ると、12月は60分必要とあり、
冬は腕を露出しないので、それを補正すると、120分の日光浴が必要です。ざっくり言うと、必要な日光浴は「夏は15分、冬は2時間」です。

日光は「しみ」と「しわ」の元凶であり、美容皮膚科を志す私にとっては、「日光に当たりましょう」と心から言えないジレンマがあります。

しかし、日光に当たってもよい場所が一か所ありました。
「手のひら」です。

手のひらにはメラニン細胞がないため、「しみ」はできません。
「がん」も滅多にできない場所です。

顔には日焼け止めをぬり、手のひらが太陽に当たるように
散歩や日光浴をすれば美容上も問題ありません。

「手のひらを太陽に」という歌には、そんな深い意味が隠されていたのかと感心しました。

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