文章にすると心の在りようが見える
人は常に喜怒哀楽、恐怖、嫉妬、不安、色々な感情に振り回されている。
私はHSP気質だと思う。
些細な出来事で頭が一杯になって考え込んでしまうのだ。
例えば毎週来る配達員さんが、敬語からタメ口に変わった。
いつもの明るい声から低い声に変わった。だけで
「嫌われるようなことしたかな?」「口が臭かったのかな?」「寝起きで目くそ鼻くそがついていたのかな?」
としばらく考えてしまう。
そこで、自分の気持ちをメモに書き殴るようになった。
「この人に会うと体調が悪くなってしまうのは何故か?」→
「いつも言っていることが違って失望させられるから」
「何がどんな風に違うのか?」→
「何月何日何時何分にこう言われたが、何月何日何時何分にはこう言われた。
誰々に何々と伝えてもらったが、聞いていないと誤魔化された」
と、言語化すると納得して落ち着く。
このように身の回りに起きる、心を乱される事象を全てメモにする。
すると他人が考えている事も想像できるようになってきた。
「あの人、生理的に無理」
「顔を見るとイライラする」
と口にする人は多い。
別に付き合ってくれ!君が好きだ!と言われているわけではない。
何がそんなに気に入らないのか丁寧に聞いていくと、
「自分の都合に悪い」「嫉妬心を煽られる」だけだったりする。
大体「生理的に無理」と言えるほどの御面相か!?と思う。
私なら恥ずかしくてそんなこと言えない。
こんな事を繰り返して、自分のことを客観的に見られるようになってきた。
私は他人を嫉妬から憎むことはない。
ただ自分や家族を侮辱されると猛烈に腹が立って、諸刃の剣で闘争する癖がある。