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【詩】最後の挨拶

何かになろうとするよりも
何かをやろうとするよりも
わたしはあなたを見つめたい
それが過去の自分であったとしても

今日という日は
愛するための借り物だということを
最後の挨拶を交わす時
闇の中で光を失っていく瞳が
静かに教えてくれるだろう

今 すべての命を愛し
抱きしめてほしい
あなたのその温かい目で

華花

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