ぷりん

こんばんは。旅好きの”ぷりん”です。 平凡な日々の中で考えたこと、大好きなこと、最近思…

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こんばんは。旅好きの”ぷりん”です。 平凡な日々の中で考えたこと、大好きなこと、最近思うこと…などを大好きなお酒のアテにとりとめもなく書いていこうと思います。 ぬるっとした文章になると思うのでなまあたたかい眼で見て下さるとうれしいです。

最近の記事

ジパング‐平成を駆け抜けた現代アーティストたち

日本の現代アーティストとして思い浮かぶのはどんな人たちでしょうか? 草間彌生さん?奈良美智さん?宮島達男さん? どなたも素晴らしいですが、言わずもがな日本には本当にたくさんの素晴らしいアーティストがいると知った今日この頃です。 先日佐賀県立美術館で開催中の 「ジパング-平成を駆け抜けた現代アーティストたち」に行ってきました。 そこで一番印象に残った作品がこちら。 不穏な曇り空にそびえる山々。 よく見ると山を形成しているのは、背広を着たサラリーマンたち。 死体というより

    • 【豊島】生まれて、生きて。

      学生時代になれると信じて疑わなかった大人にはまだまだほど遠い日々。『なんのために 生まれて なにをして 生きるのか』 勇気をもらっていた子供のころのヒーローの歌の一節を考え出すと、 今の私とこれからの私、その答えが出るのか…寂しく漠然とした不安が押し寄せてきます。 それでも、毎日はやってくる…。 だから、くよくよしてたってしょうがないんですよね...!! ということで、生きた”しるし”を残すため、やってきたのは豊島。 まず初めに、クリスチャン・ボルタンスキーさんの作品、『心

      • 【直島】不便さの中にある癒し

        費用対効果、コスパ、タイパ。 会議はリモート、椅子から動かず画面を見続ける...。 コロナ禍を経て、求められる効率、便利さは さらに増しているように思います。 そんな日々にふと息苦しさを感じる瞬間ってありませんか? 先日、大好きな直島に行ってきました。 私の住む福岡の中心地、博多駅から新幹線、電車、そして船と、 4回ほど乗り継いでやっと着く場所。なんと片道約6時間...! それでも、また行きたい、と思える場所なんです。 もちろんこの島の魅力を語るのには、美術館、アート作品

        • ほんとうにきついとき。

          このNOTEでは楽しかったこと、明るいことを記録に残していこう!と思ってつづり始めたのですが、今回はちょっと愚痴っぽいことも書かせてください。 今週は本当に何をやってもやらなくてもダメダメな一週間でした。 こういうときは本当に悪いことが続きに続きに続きますよね…。 仕事だけでなく、プライベートまで…。なぜこうなった…。 惨敗の日々がまだまだ続きそうです…。 物理的なきつさだけでなく、今週は精神的なきつさもありました…。 日ごろからぼへーっとしているからでしょうか。 良くも

        ジパング‐平成を駆け抜けた現代アーティストたち

          【ソウル②】フィリップ・パレーノとの出会い

          昨年、目の前で閉館を告げられたリウム美術館。 今回事前に予約もして無事に入館することができました…!! リウムはサムスンの創始者が生前所蔵していた美術品を一般にも公開するためにオープンしました。 まず古美術などが展示されているM1。 ここは建物がすごくて、中に入ってみたい!とずっと思っていたんです!! 一番上の階に行き、階段で1フロアずつ降りていくのですが、この螺旋階段の美しいこと。 天井がガラスになっていて、白磁のような材質に反射した光がキラキラと映ってきれいでした。

          【ソウル②】フィリップ・パレーノとの出会い

          【ソウル①】もはや美術館!?韓国はコンセプトショップがアツい!

          韓国旅行で連想されることと言えばやっぱり”買い物”。 日本より安い!とよく目にしますが、昨今の円安事情はめまぐるしく…。 よく1,000w=100円くらいと言われているウォンですが、今回渡韓したタイミングでは1,000w=110円~120円でした。 いやはや世知辛い…。 それでも韓国ではぜひショッピングに行ってほしい!というよりもコンセプトショップに行ってほしいんです…!! ブランドを体現する、個性が強すぎる韓国のコンセプトショップ。 今回は個人的に中でも面白い!と思った

          【ソウル①】もはや美術館!?韓国はコンセプトショップがアツい!

          【ソウル】反省会-2023夏-

          福岡から最も近い海外、韓国。 その飛行時間なんと1時間30分。 実は東京に行くよりも近い!!!(福岡‐羽田間は約2時間) 昨年コロナが明けたということで初めて1泊2日で行ってきたのですが、 隣国とはいえ海外…なめていました… まず飛行機。 午前中に空港発、昼一には韓国入りできているはずが… 乗る飛行機が到着できず、1時間遅延… そして何といっても空港…! 福岡は仁川国際空港への直行便が出ており、こちらを利用しました。 仁川国際空港は実はアジア最大級の空港。 飛行機が到着

          【ソウル】反省会-2023夏-

          【福岡さんぽ】ひみつ基地はロマン建築

          東京駅で知られる辰野金吾。 実は福岡の中心部、天神にも設計された建物があることをご存じですか?? 福岡市赤レンガ文化館(旧日本生命保険株式会社九州支店)は、1909年に竣工。もともと日本生命保険の社屋として建てられ、1969年に国の重要文化財に指定されました。 現在は1階はCAFE、2階には会議室があり、こちらの会議室は有料で借りることができます。 文化財で仕事できるなんてなんだかすごいですよね… 父が小さい頃は博物館として使用されていたらしい… ずっと福岡の人々の憩いの

          【福岡さんぽ】ひみつ基地はロマン建築

          【京都】仏像に想いを馳せる。

          今年度3度目の京都訪問。(行き過ぎ…) 今回は特別拝観を見るためにお邪魔してきました。 冬の京都は実は閑散期らしく、 訪問1週間前に駅近郊が安く抑えられました…!! 桜の時期になるとまた込み始めるので、ご興味ある方は今のうちに! 今回の目的は醍醐寺と仁和寺の特別拝観。 まずは醍醐寺。 こちらでは、『水晶宝龕入り木造阿弥陀如来立像』を見ることができます。 (2024年は3月3日まで。) どうしても見ていただきたいので、URLをば。 親指ほどの仏像が、水晶の中に入れられて

          【京都】仏像に想いを馳せる。

          【宇治】元祖抹茶生ビールを求めて。

          お茶とビールの運命的な出会い...抹茶ビール。 そんなん成人した日本人に嫌いな人おるわけないやん!!と言いたくなるものがそこにはあります。 京都宇治。緑茶の生産地として有名なこの地で、元祖抹茶ビールを楽しませていただきました。 それがこちら。 こちらの赤門茶屋のお抹茶生ビール。 もちろん本格的なお茶も楽しむことができます。アルコールに目がない😅!私は、迷わずこちらを注文。まるで青汁のような(褒めてる)このきれいな緑に一瞬たじろぐものの、ここでしか味わえないお茶とビールのい

          【宇治】元祖抹茶生ビールを求めて。

          【京都】境内でであった"ものづくり"への敬意

          年に一度はあの広告の如く「そうだ、京都へ行こう」と思いたち、修行僧のようにひたすら寺社仏閣をめぐるということをしている私ですが、今回はちょっと違う切り口で京都を楽しんできました。 今回ご紹介したいのは佛光寺。 こちら拝観料なしで阿弥陀堂・太子堂をお参りすることができます。 実はこのお寺、映画『名探偵コナン~迷宮の十字路~』で、コナン君も行ったことがあるようですよ👓 このお寺に伺った真の目的は、境内にあるD&Department storeとDD食堂。 こちらのお店は日本

          【京都】境内でであった"ものづくり"への敬意

          【青森⑤】東北の地で一期一会の食探訪。

          長い長い青森連載もこれで最後!(のはず...) 今回はこれまでと違う切り口『食』についてです。味付けどころか名産品も料理法も九州とは全然違うとっても魅力的なご飯をいただいてきました。ここでは、ほっぺたが落ちちゃう!ほどの、わたしが出会ったご飯をお話しします。 まずは駅前庁舎の地下にあるアウガ新鮮市場。こちら朝5時から空いている青森市内の台所です。 九州では見慣れないホヤや、まだ動いている新鮮なホタテなど魚介がたくさん並んでおり、朝イチですでに興奮状態(笑) その中で伺ったの

          【青森⑤】東北の地で一期一会の食探訪。

          【青森④】the青森を感じる美術館へ

          青森の記事4つ目にして、また美術館ですか?と思いますよね…笑 結局十和田市現代美術館や、八戸市新美術館には行けなかったのですが、(行きたかった〜!)青森五館の一つである弘前れんが倉庫美術館と、これぞTHE青森!というねぶたの家ワ・ラッセに行くことができました!今回はこの2館のご紹介をしたいと思います。 まずは、弘前れんが倉庫美術館から。 こちら去年購入したCASA BRUTUS特別編集の『建築を巡る旅。』で一目見たときから行ってみたい!!と思っていた美術館。 理由は、奈良さ

          【青森④】the青森を感じる美術館へ

          【青森③】青森県立美術館は常設展示もすごかった…!

          あおもり犬の住まいである青森県立美術館は、奈良美智さんをはじめ、棟方志功やウルトラマンの生みの親である成田亨など青森出身のアーティストの作品をたくさん所蔵しています。 入館して企画展示室に入る前にまず観ることができるのが、 シャガールによるバレエ『アレコ』の背景画。 思わず見上げてしまうその大きさに圧倒されます。 シャガールは亡命先のアメリカでバレエ『アレコ』のこの背景画の依頼を受け、 たった1か月でこの4幕を完成させたというのだから、なお驚きです。 現在全4幕が飾られ

          【青森③】青森県立美術館は常設展示もすごかった…!

          【青森②】Just Feel❗️な企画展「The beginning Place ここから」にて奈良美智ワールドに浸る。

          今回の旅の一番の目的、青森県立美術館で開催中の『The beginning Place ここから』。 こちらでは奈良さんの学生時代から現代に至るまでの約200点ものアートがずらりと展示。その点数と種類の豊富さは見応え抜群です。コレクション展(常設展)にも奈良さんの展示がたくさんあり、奈良さんの世界観を全身で感じることができました! なかでもグッときた作品をいくつかご紹介します。 まずはなんといってもポスターなどメインビジュアルにも使用されている 『Midnight Tea

          【青森②】Just Feel❗️な企画展「The beginning Place ここから」にて奈良美智ワールドに浸る。

          【青森①】恋焦がれし"いぬ”に会いに…片道8時間の弾丸旅行!

          2020年に森美術館で開催されたSTARS展。 このとき出会ったのが、 奈良美智さんの作品『Lonely Moon / Voyage of the Moon』。 かわいらしい、けれどどこかさみしげな、儚い月。 奈良さんの作品らしいあどけない顔と、やさしく温かい色使いも惹かれた要因なのか、『なんて素敵なの…!!』と、長いことその場に立ち尽くしてしまったのでした。 この絵に魅了されてから、あの大きい犬… そう、"あおもり犬"に会いたくて会いたくて…! ただ、私『♪生まれ~もそ

          【青森①】恋焦がれし"いぬ”に会いに…片道8時間の弾丸旅行!