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編集者「いつか本を出したいなら、有料noteを書いて1部でいいから売れ」

「いつか本を出したいなら、有料noteを書いて、たったの1部でいいから売ってみな♡」

これさ!!私が普段新人ライターさんにひたすら伝えてる、すっごく大切なことなのよ!!


私ね、大手Web媒体の編集長をやってたんだけど、10年勤務したのちに独立したのよ。今はいろんな編集部に入ってくる新人編集者や、新人ライターの研修をメインの仕事にしてるのね。


んで、特に新人のライターさんに多いんだけど

「一生に一度でいいから、いつか本を出したい!」

って人がすごく多い!!


そりゃそうだよね(笑)。書くことを仕事にしているライターさんなら、そりゃー自分の本を出すことを夢みるよ。そりゃそうだ。


だから、研修で指導をしているライターさんたちから「どうやったら書籍化できますか!?」と質問を受けることがすごく多い。なぜ私に質問するかというと、私自身が

「noteのフォロワー30名、noteの投稿件数わずか1件」

の状態で書籍化を実現したからだ。


▼書籍化が決まったnoteがこれ

▼実際の書籍がこれ

▼書籍化をする方法を解説したnoteはこれ


で、ライターさんから質問される

「本を出すためには何をすればいいですか?」

の回答の一つとして私が普段答えているのが、冒頭のこれだ。

「いつか本を出したいなら、有料noteを書いて、たったの1部でいいから売ってみな♡」

って回答なのよ。


なぜ、本を出したい人は有料noteを売るべきなのか?



本って、つまり「自分が書いた文章にお金を払ってもらう」ってことじゃない。つまり、「金を払う価値がある文章」を書けないといけないわけだ。

でも、自分の文章にお金を払っていただけるかなんて、本を出すまでわかんないよね。


そこですごく便利なのが、有料noteよ。

有料noteってまさに「お金を払わないと自分の文章が読めない」ってタイプの文章でしょ?本を出すなんてすさまじく大変な労力をかけて

「本当に自分の文章にお金を払ってもらえるのか」

をテストすることなく、小さく試して小さく失敗してPDCAを回していける。


文字数という観点からもチャレンジしやすいよ(笑)。本を出すとなると数万文字を書かなきゃいけないわけだけど、有料noteなら1,000文字~3,000文字程度でも発売できるしね。


おまけに値段という観点でも有利。書籍って980円とか1,480円といった価格帯だけど、有料noteだと300円でも発売できるからね。購買ハードルが低くなるから、より一層「お金を払っていただけるのか」のテストがすごくしやすいのよ。


しかも、一つ目の有料noteがコケてしまって売れなくても、出版社には迷惑がかからないのよ。自分がちょっとガッカリするだけ。

そして「なぜ売れなかったのか」を分析し、仮説を立て、それを活かして次の有料noteを書けばいい。

ね?だいぶ簡単でしょ♡だから本当に、本を出したい人にはマジでオススメ。


逆に言うとさ。

有料noteが一部も売れないようなら、本なんて出せませんよ。

300円の有料noteですら買ってもらえないんですよ。980円とか1,480円もする本を出したところで絶対に買ってもらえるわけがない。不可能とまでは言わないけど、やっぱか~なり難しいよ。


だって有料noteが一部も売れてないってことは、

「自分の文章にお金を出してくれる人は一人もいない」

ってことだ。ってことは本を出しても全然売れない。だから出版社から「本にしませんか」と声がかかることはこの先ない。だから、書籍化はかなり難しい。本当に残酷だけど、これが現実だ。


だけど逆に言えば、

「今は確かにお金を払ってまで自分の文章を読んでくれる人はいないかもしれない」
「それは有料noteを出してみてよくわかった」

「でも、それはゴールではなくスタート地点だ」
「じゃあ、どうやったらお金を払っていただけるような、価値ある文章が書けるのか?」

と、努力するためのきっかけにしちゃえばいいのよ♡

自分の文章にお金を払ってくれる人は一人もいない。その現実に直面するかもしれないけど、落ち込んでるヒマなんてないよ!そこはゴールじゃなくてスタート地点だから!「じゃあどうすればいいか」って足を動かせばいいのよ。

まず3,000文字ぐらいのミニ講座でいいから、300円ぐらいで発売してチャレンジすると良いと思う。


もうね、無料noteとは書き方が全く違う。

まったく、違うよ。


おそろしく物書きとしてのレベルがアップするからマジでやってみて。本当にオススメ。


でもさ、noteの中にはこんな人がいると思う。

「公務員だから有料noteは発売できないのよ~!!」

って人がね。そういう人は、なんか特典プレゼントとかで試すといいよ。

たとえば、自分が普段書いている無料noteあるでしょ?その無料noteの感想をツイートしてくれた方に、「特典のnoteをプレゼント!」みたいなイベントを開催するのよ。

特典のnoteはそうだなぁ……。noteって、下書きの状態で「共有用URLを渡す」みたいなことってできるじゃない?それをプレゼントするとかね。

あるいは、ワードで原稿書いてそれをPDFに製本してプレゼントするとかでもよいかもしれない。

※ちなみにこの辺は、noteとかツイッターの規約に違反しないよう、しっかりチェックして確認しながら慎重にやってね。

たとえば、インスタの場合だと「現金や現金同等物の提供を伴うキャンペーンは禁止」とか規約がしっかり決まってるから、事前にチェック!


この「特典プレゼント」はお金を出しているわけじゃないから、有料noteを発売するのとは若干意味が異なってきちゃうよね。

でも、それでも自分の特典の文章を読むには「感想をツイートする」っていうひと手間が発生するわけじゃない。

「あなたの文章を、そのひと手間をかけてでも読みたいんです!!」

って人がたった一人でもいればいいわけですよ。



で、ここまで力説すると

「有料noteを書けばいいのはわかったけど……」
「とはいえ、何をどう書けば……」

ってなるよね(笑)。そりゃそうだ。だって初めてチャレンジすることだもん。とまどうのは自然なことだと思う。

まずはね、やっぱり書きたいテーマで書くのが一番よ。その「書きたい」ってエネルギーがあれば本当に魅力的な文章に仕上がるからさ。


テーマは何でもいいんだけど、ただしやっぱり「売れるテーマ」じゃないと厳しいね。売れないテーマで書いて誰も買ってくれなかったら悲しいじゃない(笑)。


「売れる有料noteを書くためのテーマ選び」については、私が書いた

ここをミスると一切売れない!有料noteで何を書くべきか

ってnoteで徹底的に解説している。

すっごくレビューがよくて、たくさんの方にお手にとってもらえたよ!

▼レビューの一部を抜粋


近所の定食屋さんのランチくらいのお値段でサクっと読めちゃうので、

「絶対にいつか一生に一度、本を出したい!」

と夢見ている人、ぜひ読んでみてほしい。絶対に後悔はさせん。有料noteを書くためにまずどんなテーマを選べばいいのか、ガチで解説してるから。

▼こちらからどうぞ!



以上のnoteを踏まえた上で、

「オッケー、売れるテーマと売れないテーマは理解できた」
「その上で、自分が書くべきテーマも決まった」

「でも、実際noteを書こうとすると筆が止まっちゃう……」
「有料noteって、実際、どんな感じで書いたらいいの?」

って感じで、具体的なイメージがわかない人はこれ読んで。私が書いた

モノを捨てる勇気がないあなたへ

っていう有料note。

これはエッセイなんだけどね。発売してから数か月。ただの一度も「売れなかった日がない」という大傑作。有料noteのバイブルと自信を持って断言できるよ。ぜひお手にとってみてね。

▼こちらからどうぞ!




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藤原華|編集者
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