長女がトーコーキョヒでして<18>
【中学校は別世界】
長女が登校拒否し始めて(小3)早々から。
相方が「中学校は行けるようになるのかなぁ」と心配しています。
彼曰く、私が目の前のことで手一杯だから、自分が先の見通しを考えているのだそうですが。
小学校卒業を目前にした現在、彼からは何ら意味のある提案をいただけていません(苦笑)。
と、言うか。
中学校の心配をしても全く無意味だと思っているのです、私は。
小学校と中学校は(一般的な公立であれば)全く別な組織です。
校長あるいは教頭が変われば、学校としての方針が大きく変わる可能性もあります。
つまり、現在の中学校の雰囲気が、長女入学時にはがらりと変わるかもしれないということです。
だとしたら。
先に気を揉んでも、どうにもならないのではないかと思っているのです。
繰り返しになりますが、我が家の長女の場合、学校という空間・システムが嫌いだったり苦手だったりするのではありません。
学校で過ごす時間全てが苦痛で無意味な訳でもありません。
ただ、行くという行動の前に立ち塞がるカベが出現し、それがまた手強い訳なのです。
中学校は、担任教諭との関係は小学校ほど密接では無いし、部活動という新しいコミュニティに属すことにもなります。
小学校より不自由な校則もありますが、小学生より自由な放課後や休日も手に入ります。
そういった環境の中で、彼女がどう感じ、どう動くのかは。
入ってみないとわからないのです。
中学校の雰囲気の方が好きで、だから今までが嘘のように登校するかもしれないし。
それが面倒で、ますます行かないかもしれない。
中学校は別世界。
先回りして、なんとか行かせようなんて思っても、どうにもなりません。
なにしろ、”地図”をまだ持っていないのですから。
そして”中学校生活の地図”は、中学校という新しい空間で、彼女が実際に体験することで得られるのだと思っているのです。
彼女が、本当に中学校に行きたくて。
でももし、ひとりで越えられない壁がまた現れて。
友達と一緒でもダメだって言うのなら。
あと3年、中学校に通うことも覚悟しています。
幸い、中学校は学区の公立なので我が家から徒歩15分程度。
同伴可能です(笑)。
引きずって泣きわめいて大騒ぎ、はさすがにしないだろうから。
とりとめのない会話をしながら、歩いて行くこともできるでしょう。
もちろん。それを学校側が認めてくれれば、なのですが。
いやでもできれば、ひとりで行って欲しいですけどね。
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道産子の津軽在住2児の母。登校拒否長女との日々雑感と、しあわせに生きる”ちょこぽじ”のススメ。