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#174 完璧主義を手放す 「成長マインドセット」

「 完璧にやらなきゃ 」
って思うこと、多いですか?


仕事、勉強、noteの記事を書くとき…


誰だって、
「できるだけ100%を目指したい」
って思いますよね。


ただ、

❌ 完璧主義は、むしろ失敗が増える原因になる

ということが、
さまざまな研究でわかっています。


完璧主義で失敗が増える

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完璧にやろうと思うと、

「できなかったらどうしよう」
「自分にできるかな」

って、不安になりますよね。


この不安感が、
能力を発揮する邪魔をしてしまいます。


リーハイ大学の研究で、学生たちに
「絶対にミスが出るテスト」
を受けてもらいました。


テストの内容は、
回答できない問題があったり、
集中の邪魔をする仕掛けがあったり。


すると、
事前に「 完璧主義 」と判断された学生ほど、
成績が下がった
そう。


一方で、完璧よりも
自分の成長に興味が強かった学生は、
成績が良かったそうです。


さらに、
ダルハウジー大学が行ったメタ分析では、
完璧主義な人は、年齢を重ねるほど
失敗しやすくなる
ことが分かっています。


これは、失敗や挑戦を避けてきた結果、
いざ挑戦しないといけないときに、
失敗する確率が上がるため。


つまり、

「 完璧にやらなきゃ 」
「 絶対成功させなきゃ 」
と思うことが、失敗の大きな原因になってしまう

というわけです。


「 成長 」に目を向ける

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完璧主義でつらい思いをしてる方も、
きっとたくさんいますよね。

「ちょっとしたミスで自己嫌悪する」
「失敗が怖くて仕方ない」


こう悩んでいる方も多いでしょう。


そんなときは、

✅ 失敗は、成長へのポテンシャル

と考えてみてください。


失敗したときに1番問題なのは、

「 失敗を失敗と気づかない 」
「 失敗を無かったことにする 」

といったこと。


失敗に気づいてる、ということは

✔️「 どうしたら成長できるか 」にも気づいてる

ということです。


失敗を前向きにとらえることで、
失敗への恐怖や、不安感が減ります。


そしたら、ちょっとしたミスで
自己嫌悪することも減りますよね。


「そんな思い込みじゃ、どうにもならない」


と思うかもしれませんが、
実は前向きに考えるだけで、
ストレスホルモンの分泌まで変わります。


スタンフォード大学の
アリア・クラム助教授の研究では、

ストレスについてポジティブに考えただけで、
脳が成長するのを助ける
「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」
が増える

ことがわかったそう。


そして、
DHEAが多く分泌されると、
集中力や問題解決能力も上がります。


つまり、

「 失敗は、成長のポテンシャルだ 」

と考えることが、
結果的に能力をアップさせて
完璧主義を手放すことにつながる
わけです。


この

✔️ 失敗をポジティブに捉えて、
      成長に目を向ける考え方

を、心理学では
「 成長マインドセット 」と呼びます。


まとめ

「失敗が怖くて仕方ない」
「完璧にやらなきゃ、と思いがち」


こんなときは、

✅ 失敗は、成長へのポテンシャル

と考えてみてください。


完璧主義は、
不安感が増えて、
むしろ失敗を増やす原因になります。


失敗を前向きにとらえて、
自分の成長に目を向けることで、

✔️ 失敗への恐怖や、不安感が減る
✔️ 集中力や問題解決能力が上がる

などの効果が期待できるわけです。

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この記事は、こちらの本を参考にしました↓


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