#83 読んだ内容を絶対忘れない!「クイズ化」
本を読んだあと、
内容をどれくらい覚えてますか?
「割とずっと覚えてられる」
って方も、
「すぐに忘れちゃう…」
って悩んでる方も、いると思います。
せっかく時間とお金を使って読んだ本、
しっかりと覚えておきたいですよね。
そこで効果を発揮するのが、
読書の「クイズ化」です。
「クイズ化」って?
「クイズ化」は、
覚えたい内容をクイズにして、
「どれくらい覚えてるか」を
テストする方法のこと。
問題集や模擬テストなども「クイズ化」です。
暗記をするとき、
単語カードを作って勉強したりしますよね。
アレでなぜ覚えられるかというと、
思い出す作業をすると脳が刺激されて、
記憶が定着しやすくなるからです。
この方法は、
心理学で「検索練習」とも呼ばれていて、
何度も再読するより、
50〜70%も記憶の定着率が上がることが
分かっています。
本を読むときも、
「クイズ化」をはさんで
思い出す作業を入れることで、
内容を覚えやすくなります。
では、どうやって「クイズ化」をはさめば
いいのでしょうか?
✅ 本をいったん閉じて、思い出す
方法1つ目は、
覚えておきたいページで本を閉じて、
内容を思い出すことです。
「これは大事だな!」と思うところがあったら、
次のようにしてみます。
① 本をいったん閉じる
② 「どんな内容だったか」を思い出す
「読んだばかりだったら、
すぐに思い出せるんじゃない?」
と思いますよね。
ぜひやってみて欲しいのですが、
意外と思い出せないものです。
街中ですれ違った人の顔も、
数秒後には忘れてますよね。
同じように、
本の内容も思い出そうとしないと、
すぐに忘れてしまいます。
この「クイズ化」は、
回数が多くなるほど、
記憶に残りやすくなります。
「覚えておきたいページ」で
思い出すのに慣れてきたら、
「大きな見出しごと」
「小さな見出しごと」
「1ページごと」
と、どんどん細かくすると、
記憶に定着しやすくなります。
✅ 思い出しながら書く
方法2つ目は、
覚えておきたいことを、
思い出しながら書くことです。
手順は方法①と似ていて、
① 本をいったん閉じる
② 内容を思い出しながら書き出す
思い出しながらアウトプットすることで、
脳への刺激が増えて、
さらに記憶に定着しやすくなります。
また、書くのを音声に置き換えるのも
オススメです。
本を閉じたら、
思い出しながら
ボイスメモなどに吹き込みます。
声に出すことで、
口・耳・目を使うことになるので、
さらに脳への刺激が増えて、
記憶に残りやすくなります。
まとめ
本の内容を覚えておくには、
「クイズ化」で思い出すようにするのが
効果的です。
覚えておきたいところがあったら、
① 本をいったん閉じる
② 「どんな内容か」を思い出す
こうするだけで、記憶に定着しやすくなります。
さらに効果的なのは、
✅ 思い出しながら書く
✅ 思い出しながら音声で吹き込む
これで脳への刺激が増えて、
定着率がさらに上がります。
「本を読んでも、すぐ忘れてしまう」
と悩んでたら、
ぜひやってみてください。
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この記事は、こちらの本を参考にしました↓