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#88 作業を効率化する!「アイビー・リー・メソッド」
「仕事するとき、何から始めたらいいか悩む」
「ToDoリストがいつもパンパン」
こんなこと、ありませんか?
考えることや、
やらないといけない作業がたくさんあると、
「まず何からしよう…」
ってなりますよね。
忙しいときほど、迷う時間も惜しいもの。
そこで役に立つのが、
「アイビー・リー・メソッド」です。
「アイビー・リー・メソッド」とは?
アイビー・リー・メソッドは、
ToDoリストの1種です。
ふつうのToDoリストと違うのは、
「1つの作業が終わるまで、
絶対に他のことをやらない」
と決めること。
なぜこう決めるかというと、
目の前の作業に集中しやすくなるからです。
私たちは本能的に、
いろんなことに気が散るようにできています。
太鼓の昔は、
目の前のことに長く集中すると、
身の危険につながったからです。
でも、現代では必要なのは
「1つのことに集中する能力」ですよね。
集中するために大切なのが、
「いま、何に時間を使うか、明確にすること」
その役に立つのが、
アイビー・リー・メソッドというわけです。
もともとは、
経営コンサルタントだったアイビー・リーが
100年ほど前に生み出した方法ですが、
生産性を上げるのに効果的だと、
今でも多くの人に使われています。
効率化する6つのポイント
アイビー・リー・メソッドは、
次のように行います。
① 紙に「明日やるべきこと」を6つ書く
↓
② その6つを、重要だと思う順に番号をふる
↓
③ 次の日、この順番どおりに作業をする
↓
④ もし全部できなかったら、
悔やむことなく忘れる
↓
⑤「明日やるべきこと」をまた6つ書く
↓
⑥ 1〜5をくり返す
意外とシンプルですよね。
でも、
✔︎ その日のタスク
✔︎ タスクの優先順位
が決まってるだけで、
作業は格段にはかどります。
さらに、
「今日なにしようかな」と
考える必要がなくなるので、
決断疲れを減らす効果もあります。
さらに大事なポイント2つ
アイビー・リー・メソッドで
特に大事なポイントは、
✅ ①が終わるまで、①の作業しかしない
✅ 全部できなくても気にしない
の2つです。
①の作業をしてるときは、
それだけを考えて、
他の作業は見ないようにします。
すると、
目の前の作業に没頭しやすくなって、
結果的に早く終わらせることができます。
また、もし積み残しが気になったとしても、
悔やむ必要はありません。
1つでも作業を終わらせたなら、
その日で1番大切なことは、
もう済ませてるからです。
明日の「やることリスト」をまた作って、
順番に作業を進めていけば、
「大切な作業」を毎日、
着実に終わらせることができます。
私もアイビー・リー・メソッドを使ってますが、
確実に作業が進みますし、
毎日達成感も得られるので、
とてもオススメです。
まとめ
「やることが多すぎて、
何から始めるべきか分からなくなる」
こう悩んだら、
「アイビー・リー・メソッド」を
試してみてください。
やり方は、次のとおり。
① 紙に「明日やるべきこと」を6つ書く
② その6つを、重要だと思う順に番号をふる
③ 次の日、この順番どおりに作業をする
④ もし全部できなかったら、
悔やむことなく忘れる
⑤「明日やるべきこと」をまた6つ書く
⑥ 1〜5をくり返す
試すときには、次の2つを意識してみてください。
✅ ①が終わるまで、①の作業しかしない
✅ 全部できなくても気にしない
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この記事は、こちらの本を参考にしました↓
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