#185 自己肯定感につながる「自己受容」
自己肯定感、高い方ですか?
「自分を好きになれない」
「私なんか…とつい思ってしまう」
こう悩むこと、
きっと誰しもあるでしょう。
自己肯定感は高めていきたいものですが、
前向きになろうとすればするほど、
疲れてしまったりしますよね。
自己肯定感を高める前に
まず大切なのは、
✅ 自己受容から始めること
です。
まずは自分を受け入れる
自己受容は、
✅ 自分の短所やネガティブな気持ちを
認識して、受け入れること。
例えば、
「自分の顔が嫌い」
と思ってるとしたら、
「自分の顔が嫌い、と思ってるんだ」
と認識して、受け止めます。
「そんなこととっくにしてる」
と思うかもしれません。
ただ、自己肯定感を高めようとすると、
「自分の顔は嫌いじゃない!」
「容姿なんか気にしない!」
と、無理に考え方を変えようとしませんか?
私たちの脳は、
考えないようにしたり、
感情を抑えつけようとするほど、
それを意識してしまうようにできてます。
つまり、
「自分の顔は嫌いじゃない」と思うほど、
「自分の顔が嫌い」という意識が
強化されてしまうのです。
すると、前向きに考えてるのに
ネガティブな気持ちが晴れなかったり、
前向きに考えることに疲れてしまいます。
自己肯定感を高めるには、まず
ネガティブな気持ちを受け入れる
「自己受容」が必要なのです。
第三者目線で考える
とは言っても、
自分のネガティブなところを受け入れるのは、
難しいですよね。
受け入れやすくする方法が、
✅ 第三者目線で考えること。
心の中で、
「自分の顔が嫌い」
と苦しんでる自分の姿を、
第三者目線で想像します。
そして、その姿を見ながら
「(自分の名前)は、
自分の顔が嫌いで苦しんでるんだな」
と考えます。
これだけで、
悩んでる自分を客観視できて、
自分とネガティブな感情を切り離せるのです。
すると、ネガティブな感情も
「自分事」になりすぎず、
受け入れやすくなります。
ネガティブ+フィードバックを書く
また、
✅ ネガティブな気持ちと、
そのフィードバックを書く
というのもオススメです。
例えば、次のような感じで書きます。
仕事でミスした。自分はなんでダメなんだろう…
誰でもミスをするし、
よく考えたらミスするのも久々だ。
そこまでダメじゃないのかも?
書いたものを見ることで、
感情をさらに客観視しやすくなります。
さらにフィードバックを書くことで、
感情を受け止めながら、
前向きに考えやすくなるのです。
精神科医の樺沢紫苑氏は、
1行ネガティブ+フィードバックの後に、
「3行ポジティブ」を書く
のを推奨してます。
仕事でミスした。自分はなんでダメなんだろう…
誰でもミスをするし、
よく考えたらミスするのも久々だ。
そこまでダメじゃないのかも?
① 昼に食べた定食がおいしかった!
② 近所の桜並木がきれいだった!
③ 今日もうちの猫がかわいい!
といった感じですね。
ポジティブなことを多く書くことで、
前向きなことへ意識が向きやすくなるので、
個人的にもとてもオススメです。
まとめ
「自己肯定感を高めたい!」
と思ったら、
✅「自己受容」から始める
ようにしてみてください。
ネガティブな感情を
まず受け入れることで、
感情を無視したり、
無理に前向きに考えることが無くなります。
自己受容をしやすくなる2つのコツが、
✅ 第三者目線で考える
✅ ネガティブな気持ちと、
そのフィードバックを書く
これを行うことで、
感情を客観視できて、
受け入れやすくなります。
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この記事は、こちらの本を参考にしました↓