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#35 習慣化の大敵!「どうにでもなれ効果」

ダイエットや筋トレなどを頑張ってるとき、
「どうにでもなれ」って思うことありませんか?


チョコを一口食べて、
「もういいや、食べちゃえ」
ってなってしまったり。


筋トレを1日サボって、
「もういいや、やる気しない」
となってしまったり。


習慣を身につけるとき、
たった1回でも失敗すると、
この「どうにでもなれ効果」が
起きやすくなります。


原因は自己嫌悪

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習慣を1日でもサボったり、
やめたいものを我慢できないと、
「自分はやっぱりダメだ」と思いませんか?


自己嫌悪をすると、
「どうにでもなれ」と思いやすくなります。


アメリカで行われた実験で、
ダイエット中の人たちに
「2キロ多く表示される体重計」
に乗ってもらいました。


すると、彼らは自己嫌悪に陥って、
うさ晴らしにやけ食いしてしまった
そうです。


「自分はダメだ」
「自分は意志が弱い」
自分を責める人ほど、
「どうにでもなれ効果」は起きやすくなります。


「どうにでもなれ」で悪循環に

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「どうにでもなれ効果」が起きると、
さらに悪循環に入ります。


やめたいと思ってることを
ますますやってしまう
のです。


ニューヨーク市立大学と
ピッツバーグ大学の実験で、
お酒を飲んだ被験者に、
「どれだけ飲んだか」「次の日どう感じたか」
を書いてもらいました。


すると、ひどい二日酔いになって
飲みすぎを後悔した人ほど、
次の日もたくさん飲んでしまった
そうです。


落ち込んだり後悔すると、
脳がメンタルを安定させるために、
気晴らしをさせようとします。


気晴らしの対象となるのが、
「やめたいと思ってること」


つまり、
「禁酒したい」と思って人はお酒、
「禁煙したい」と思ってる人はタバコに、
手を出しやすくなるのです。


手を出すと、また自己嫌悪してしまいます。
そしてまた手を出して……と、
負のスパイラルに入ってしまいます。


自分を許す

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「どうにでもなれ効果」を防ぐのに大切なのは、自己嫌悪しないことです。


少しでもつまずいたり、失敗してしまうと、
つい自分を責めてしまいませんか?


「自分に厳しくするべき」
と思うかもしれませんが、
習慣を身につけるときには逆効果になります。


失敗してしまったときには、
「そういうときもある」
「また明日から頑張ればいい」

と思うようにしましょう。


自分を許し、優しくすることで、
「どうにでもなれ」となりにくくなります。


「やめる」ではなく「やる」目標を立てる

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目標の立て方も大切です。
何かを「やめる」目標は、
達成できる確率が大幅に低くなります。


「チョコは食べない」
「タバコは吸わない」ではなく、
「〇〇の代わりに△△する」
という風に目標を立てましょう。


例えば、
「チョコの代わりにナッツを食べる」
「タバコを吸う代わりにガムを噛む」
という感じです。


すると目標を達成しやすくなるので、
「どうにでもなれ効果」も起きにくくなります。


まとめ

「どうにでもなれ」で挫折しそうなときは、
次の3つを試してみてください。

✅ 自分を責めない
✅ 「そんな日もある、明日からまたやろう」
  と考える
✅ 「やめる」ではなく「やる」目標を立てる

習慣化ができるようになったり、
目標を達成できるようになると、
自分に自信がどんどんつきます。


自分を責めずに優しくして、
「なりたい自分」へ近づいていきましょう。

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この記事はこちらの本を参考にしました↓


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はまー@メンタル・生活改善サポーター
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