人生で一度も手芸に触れてこなかった僕が「手芸部」の部長になってクリ魂燃やしちゃってます!
こんにちは!Hameeで手芸部の部長をしています、巻嶋です!
手芸部ってどんなことをしているの?
そんなことをよく聞かれます。
この記事では、Hameeの手芸部はどんなことをしているの?どんなメンバーがどんなものを作っているの?を紹介したいと思います。
そもそも手芸ってなに?
「手芸」と聞いてイメージするのは、どんなものでしょうか?
編み物でしょうか?それとも縫い物でしょうか?
もちろんそれらも手芸の一つです!
でも、私がこの部に入って驚いたことの一つは「手芸」という言葉の広さです。「手芸」という言葉は、実は思ったより意味が広く、手作りの作品なら大体が手芸の範囲に収まるそう。
「アート」や「裁縫」という言葉と近いのですが、「アート」よりはやや実用性を重視していて、「裁縫」よりはやや装飾性を重視しています。
たとえば、マフラーは、実用性に加えて装飾性もあるので、間違いなく手芸と言えると思います。
▲部費で購入した極太毛糸でミニマフラーを編みました。
極太なので、あっという間に編みあがります。(作者さん談)
しかし、雑巾は実用性は非常に高いけれど、装飾性があるかというと微妙なところで、どちらかというと雑巾は裁縫になります。でもすごくおしゃれなデザインの雑巾を作ったなら、それは手芸になりそうです。
一方で、絵のように実用性が無いものは、「アート」になるのですが、それを壁に掛けて部屋の雰囲気が明るくなるのであれば、「アート」であって「手芸」でもあると言えそうです。
インテリア作品やアクセサリーも同様の意味で、手芸と言えるでしょう。
▲初めて油絵に挑戦。
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を描いてみました。(作者さん談)
結局どこからどこまでが手芸なのかは、その人の捉え方次第なのですが、使ってこその手芸なので、せっかく作ったならタンスの中に大事にしまっておくのではなく、身に着けたり、部屋のどこかに飾ったりして、暮らしが豊かになる作品を作っていきたいですね!
やってみたいという方は、まずはとにかくなんでも良いから一つ作品を作り上げてみるというのを目標にしてみると良いのではないかと思います。
僕と手芸部のはじまり
そもそも、私自身、もともと手芸に興味があったのかというと、実はそうでもないのです。
ある日お昼ご飯を食べていたら、近くで手芸部のみなさんが、レジンアートを作っていて、それにたまたま参加させてもらったのが興味をもったきっかけでした。
レジンというネバネバした液体を型に詰めて、その中にラメなどのパーツを入れていきます。
レジンは光で固まる性質があり、専用の光が出る機械に10分ほど当てればもう完成です。
穴を開けて紐などを通せばイヤリングやペンダントなどにすることができます。
▲左:UVライトを出す機械でレジンに光を照射している様子。
右:僕がレジンで作ったキーホルダー。同じものは一つしか作れません。
作ること自体は誰でも簡単にできます!
でも完璧に納得がいくものを作るとなると、なかなか難しいものです。
気泡が入ってしまったり、ラメが思った場所に配置されなかったりで、どうにも思い通りにならず……。
でもしばらく経ってから見直すと、それも味のように思えてきて、やはり自分で作ったものには愛着を感じるものです。
そもそも手芸部は、先代の部長さんが一人で休憩時間に羊毛フェルトを作っていたところに、たくさんの人が集まってきて出来上がった部活だと聞いています。
商品部さんからの依頼で、手芸部が作ったハンドパペットがHameeの商品紹介ページに載ったときは、会社に貢献できている感じがして、とても嬉しかったそうです。
他の部活は夜や土日での活動を行っているところもあるのですが、手芸部は昼休みに活動できるため、パートタイムで働いている方も入りやすい部活です。
部活に入ることで今まで話したことのない人とのつながりもできました。
作品紹介
部員のみなさんが作った作品の中から、いくつか素晴らしい作品を、作者さんのコメント付きでピックアップしていきます!
粘土で作ったミニチュアパンです!
部員3人でいろいろな形のパンを作ってみました!
タミヤの「焼き色の達人」という製品を使っています!
こちらは、お昼休みにみんなで作ったハーバリウムです!
色とりどりの花が思い思いに並んでいて素敵ですね。作ってから3年になりますが、オイルに入れてあるので、まだまだ元気です!
部員へインタビュー
手芸部の部員に、インタビューをしてみました。
Q. 手芸部に入ろうと思ったきっかけをおしえてください!
「部員の方から活動について教えていただき、興味を持って入部しました」
「①他の人がどんな事をやっているのか、気になった。
②物を作るのが好き、部費で材料などを買えるのはお得!
③同じ趣味の仲間がいるといいなぁ って思って入部しました」
Q. 手芸部にはどんな仲間がいますか?
「趣味を共有し合い、時には刺激も与えてくれる仲間がいます」
「クリエイティブな塊の人々。ゆるーい人々」
「親しみやすい、人見知りしない、新しい仲間に親切な、人懐っこいメンバーが多いと思います!輪の中に入るのが苦手な人も手芸部なら多分大丈夫です(笑)」
Q. どんなものを作っていますか?
「最近は羊毛フェルトでマスコット。刺繍のステッチの練習(まだ作品にはなっていない……)」
「レザークラフト、ペーパークラフト」
「羊毛フェルトでぬいぐるみ、UVレジンでアクセサリー、デリカビーズでピアス、毛糸で編み物、ハーバリウム、油絵など」
「UVレジンでアクセサリー、粘土アート、羊毛フェルトなど」
Q. 手芸の好きなところは何ですか?
「没頭できるところ。達成感を味わえるところ」
「自分の空いた時間で行えるところ。耳は空いているので、メディアを使って、仕事の知識や世間の事などを聞きながらできて、2度おいしい」
「無心になれるところ、自分だけのオリジナル作品ができるところ、完成したら達成感があるところ、作品を通して人と繋がれるところが好きです」
「手芸に限らず、ものづくりが大好きです!自分の頭の中にあるアイデアが何かの形になるのが楽しいです!」
Q. 手芸部を通して、なにか得られたものがあれば、教えて下さい!
「部署以外にも気軽に話せる仲間が増えて、仕事にもより前向きに取り組めています」
「想像することが多くなりました。アイデアがたくさん出ます。作っている時は、無心になるのでストレス解消になります。もしかしたら、これで誰かが喜んでもらえると思うと、すべてのことにおいて、前向きになれる(自己肯定感UP)」
「作品を通して人と繋がれたことが一番得たものだと思います。あと仲間が得意な分野の手芸は教えてもらえます!良い刺激をたくさんもらっています」
Q. どんな人に手芸部はおすすめですか?
「手芸だけでなく工作やモノづくりに興味のある人ならランチ会に参加するだけで楽しいかも。ランチしながら皆さんの話を聞いているだけで創作意欲が湧いてきます」
「気軽に新しいことに手を出してみたい方、世界を広げたい方、業務以外での人との関わりを持ちたい方、モノ作りが好きな方、友達づくりがちょっと苦手な方、豊かな感性を持ったメンバーが集まっているので歓迎されます。あと芸術作品を「見たい人」にも向いているかも」
さいごに
写真で見ると、「こんなの絶対自分にはできない」と思うかもしれませんが、見た目よりずっと簡単に作ることができます!
手芸は、何を作るか決めるときも、作っているときも、作ったものを使うときも、ずっとずっと楽しい気持ちでいることができます。
生活するのに絶対に必要なものではないけれど、あると暮らしが楽しくなるもの。みなさんにも、ぜひ「できた!」という喜びを味わっていただきたいです。
ぜひぜひ、手芸部を体験しにきてください!
お待ちしています!