双極性障害、難病持ち26歳。東大を目指す。
一年浪人した弟が今年度、再受験をする。
いっしょに住んでる私は、8歳下の弟を兄弟兼子どものように感じながら、持ちつ持たれつで回復してきた。
弟が受験の準備をするタイミングで、お母さんが「紫苑も大学行かなくていいの?」と言ってきた。
私は高校卒業後にストレートで北九州市立大学に行ったものの、一年足らずで辞めては、場所も職場も転々としてきた。
そして、20歳のときに鬱病と診断されてからは、ずっと病気と闘ってきた。
お母さん曰く、私はなんだか何にも打ち込めてないし、楽しそうで