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部下の失敗が激減した伝え方
もしあなたの部下が、
失敗ばかりして困っているなら、伝え方が原因かもしれません。
伝え方に「ある」工夫をすることで失敗を激減させたお話です。
お忙しい「あなた」へ
下記に、この記事の「結論」と「最も伝えたい事」を書きました。
こちらだけでも、ご覧いただけると嬉しいです。
【結論】
部下の失敗が多いのは伝え方が悪いから。
伝え方が悪いと失敗を招きやすい。
伝える側は、きちんと伝わったかを確認することで、
失敗を激減させることができるのです。
【最も伝えたい事】
伝える側は、伝えたことを理解してもらえ、
伝えたとおりに行動したことを確認しなければならない。
確認するまでの行為が、伝える側の責務なのです。
【部下の失敗が多い原因は伝え方が悪いから】
私の部署には、A課長とB課長がいます。
A課長の部署のメンバーは、愚痴や文句が多く、失敗も多い。
一方
B課長の部署のメンバーは、効率良く仕事をこなし、失敗も少ない。
何が違うのだろう。。。
A部署とB部署の能力に大きな違いはありません。
優秀で信頼できるメンバーばかりです。
差を生み出した違いは、伝え方でした。
【伝え方が悪い事例】
この前、顧客からC部品の回収依頼がありました。
現場にあるC部品全てを回収するため、
A課長は朝礼の場で伝えました。
回収した数日後、
A部署の現場に未回収品が出てきたのです。
問いただすと、回収することを知らなかったようです。
A課長は、朝礼できちんと伝えたと言っています。
でも現場の作業者には伝わっていなかった。
伝えたはずが、末端まできちんと伝わっていなかったのです。
伝え方が悪かったのです。
これが、A部署の失敗が多い主原因でした。
即、改善をしなければならない。
失敗が多いと、
大きな損害をもたらす恐れがあります。
それは、信用問題につながってきます。
社内での信用、顧客からの信用が得られなくなってしまう。
それは、会社の存続にも影響を及ぼしてしまうかもしれない。
だからこそ、
原因をあぶりだし、早期解決を図る必要があります。
「なぜなぜ分析」で原因を追究していくと、
3つの原因に絞られました。
1、聞こえていない
2、聞いていない
3、理解できていない
えっ!それが原因?と思われるかもしれませんが、
当たり前のことばかりです。
その当たり前が分かっていないから
きちんと伝えられていないのです。
絞り込まれた3つの原因に対して対応策がこちら。
1、聞こえていない原因に対して
皆に聞こえるように、朝礼の配置を変えた。
2、聞いていない原因に対して
重要な事を伝える前に、
重要な話をしますと伝えた。
3、理解できていない原因に対して
わかりやすく噛み砕いて説明するようにした。
結論から伝え、理由を伝えた。
どれも当たり前の策のように感じます。
まずは、基本が大事です。
【伝える側は伝える責任をもつ事】
ただ、この対応策だけでは、
まだ一方通行のコミュニケーション。
それでは、伝える側の責任を果たせていない。
A課長は、きちんと伝えたから伝わったはずだ。
自分に非がないと思っていました。
でも、
伝え方が悪いから伝わっていなかったのが現状。
伝える側は、伝えたことを理解してもらえ、
伝えたとおりに行動したことを確認しなければならない。
確認するまでの行為が、伝える側の責務なのです。
それ以来、A課長は、
伝えたあとに、文書にして回覧し、
回覧した文書を皆が目を通す位置に掲示し、
何度も繰り返し伝えることで
伝え漏れによる失敗が激減したのです。
【まとめ】
部下の失敗が多いのは伝え方が悪いから。
伝え方が悪いと失敗を招きやすい。
伝える側は、きちんと伝わったかを確認することで、
失敗を激減させることができるのです。
つまり、
伝える側は、伝えたことを理解してもらえ、
伝えたとおりに行動したことを確認しなければならない。
確認するまでの行為が、伝える側の責務なのです。
きちんと伝わったかを確認しましょう。
以上
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。