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「トップダウン」が強烈だから報告・連絡・相談ができないのだ

私の職場で日常的に起きている残念な事例です。

現場の生産性を改善しようと現場のレイアウト変更をどうするか、皆で打ち合わせをした時のこと。

私達は、働く現場の社員が効率良く作業ができるよう、現場管理者達と何度も打ち合わせを重ねてきました。

練り上げた計画を上司に報告したところ、ダメ出しを受けたのです。

結局、皆で何度も打ち合わせを重ねて練り上げた計画がすべて覆されてしまったのです。


以下、心の叫びです。。。

「なんで今さら、それを言う。お前達に任せるって言ってたやんか。打ち合わせの時に1度も顔も見せずに最後の最後にダメ出し。そんな理不尽な事ないよ」と叫んでいました

その時は、自分たちに非はない。上司が全て悪いんだ。と物凄く腹を立てていました。

でも、冷静になって考えると上司が悪いわけではないと気づかされました。実は、自分達に非があったのです。

普段から上司とのコミュニケーションがうまくいっていなかったのです。

私達が途中経過を上司に報告していたり、アドバイスを求めるなりしていたなら、計画を練っている段階で上司の意見を取り入れながら皆と打ち合わせできた事でしょう。

上司への途中経過の報告を繰り返す事で完成した計画は、例えダメ出しを受けても、修正が必要になっても、最小限の被害ですんだと思います。

報告がきちんとできていない事が原因だという事を実は分かっていました。

分かっていたのに、なんで進捗状況の報告をできなかったのか。

私の職場では、上下関係の規律をとても重視しています。上司の指示や命令は絶対。非常にトップダウンが強い会社。恐怖で組織を統率しようとしているのか。基本的に逆らったらダメな風潮があります。

上司が間違った方向性を示したとしても、「クロ」であったとしても従わなければならない。反対するとチームから浮いてしまう。はじかれてしまう。という不安が常にあるのです。

だから私の周りには、「イエスマン」が多い。指示待ち人間です。会議の場でも無難な発言しかできません。

このような会社の体質が原因で、上司とのコミュニケーションがうまく取れなくなっているのです。だから途中経過を報告しにくいのです。

どんなに良い仕組みを作っても、実行する社員のモチベーションが低いと組織は機能しないことを肌で感じています。

企業の最大の目的は、「存続」です。目的達成の為になすべき事は、従業員を大切にすることだと実感しています。

社員のやる気を向上させてこそ、最高のパフォーマンスを発揮することができるのではないでしょうか。

従業員のモチベーションが高まる仕組みや環境を作ることが、どれだけ大切なことか。声を大にして伝えていきたい。


以上

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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