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5月が来るよ!心を休ませよう
5月病の季節がやってきましたね。
5月病とは、4月から新しい生活(進学、就職、転職など)が始まった人が、慣れない環境で頑張りすぎたり、ストレスフルに過ごしているうちに、5月に入る頃にはだんだん疲れてきてしんどくなってくることです。
私が子どもの頃の5月病は、「4月は集中してたけど、5月になると緊張がゆるんでどうでもよくなること」程度に認識されていたと思います。
でも今回5月病についてネット検索したら、「適応障害になる前に早めの受診を」とか「鬱(うつ)につながるから気をつけて」とか、とても深刻な内容が出てきてびっくりしてしまいました。
5月病の認識も、時代と共に変化するのですね。
そんな深刻な事態になっているとはつゆ知らず。私は5月になると毎年「5月病だから仕方がない」と嬉々として休んだり、贅沢したりする傾向があります。
5月病という概念が、すごく好きなのです。
4月は頑張らなくてはいけない。3月と4月は毎年地獄です。お金の計算をしたり、計画を立てたり、私が好きじゃない仕事であふれかえる季節です。
それが終わって、5月に入る頃。
私はすでにクタクタです。何もやる気が起きない。ミスも多発している。申請書の修正?本当に勘弁してほしい(私のミスなので、チェックしている先方こそ勘弁してほしいはず)。
きっと世の中の多くの人がそうだと思うのです。年度の終わりから新年度にかけては大変。日本にはいろんな慣習がある。切り替え大変。働くの大変。勉強するのも大変。生きるって大変。
ここで頑張り続けてはいけない!どこかで緩める必要があります。ニコニコハマダさんに戻るためには、ゆるみが必要なのです。
そんな時に登場するのが5月病。
これは大きな免罪符になります。5月だもの!5月病なんだもの!心も体も、一度ゆるめよう!!休もう!!!自分にご褒美をあげよう!!!!
そんなわけで、私は最近はフリーランスの集いとかStreatの打ち合わせとか、ラヂオとかをお休みさせていただいて(みんな、リスケさせてしまってすみません)、最低限の仕事だけしてひっそり過ごしていました。
睡眠を信じてよく寝たり。
お寿司を食べに行ったり。
私も早めの5月病が到来して、なかなか仕事が進められない。心を守る体勢に入っている。偉い。
— ハマダ | ソーシャルワーカー (@hamada_sw2020) April 24, 2024
自分を褒め称えるために、高級な回転寿司に1人で入った。偉い。そしてうまい。
動物を見に行ったり。
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5月病は、心を休ませるためにあります。
しんどくなったら、「私にも5月病がやってきた」と教えてあげてください。自分が今しんどい思いをしていることを認識することが大切です。
5月がくるよ!心を休ませよう
これを合言葉に、みんなで休む。それが、自分の人生を続けていくために重要なキーとなると、知っていてほしいのでした。
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2024年のテーマは、やめるまで楽しむこと。手放すことを恐れず、その瞬間までを楽しめばいい。そんなハマダのこだわり記事はこちらに収めます。
対話のカケラ(マガジン)
ハマダユイ
ソーシャルワーカー12年目。大学教員をやりながら、相談室バオバブで個別相談を受けている。精神疾患にまつわる悩み事、家族のこと、人間関係のこと、仕事のこと…。いろんな人と一緒に作戦会議を開く毎日。
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