あなたのために生きられない
大人になる過程で、自分と他者は全く違うものであり、その間には大きな隔たり(境界線)があり、自分の決断に誰も責任をとることはできないし、誰かの選択について自分が責任をとれることもないと感じるようになりました。
そんな私が強く違和感があるのが「あなたのために生きるよ」「私のために生きてね」という、誰かのために生きるという感覚。
以前、すごく有名なアーティストのドキュメンタリーで、彼女が自分の母親に、「私のためにどうか生きて」と歌いかけていたのを見たことがあります。彼女の母親は