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加賀野菜、金時草はすごい!

初夏から夏にかけて、産直に並ぶ加賀野菜「金時草(きんじそう)」。

富山でも栽培されていて、旬の時期は手に入りやすいお野菜のひとつです。

この金時草、加賀野菜のカテゴリーなのですが、もともと東南アジアが原産のキク科の多年草で、日本の他地域でも栽培されています。

初めて富山(金沢)で金時草をいただいたとき、どっかで食べたことあるなぁと思ったんですが…それは沖縄でした。

こちらで手に入る金時草よりも、もっと葉っぱがわさっとしていた記憶がありますが、沖縄では「ハンダマ(観音菜)」と呼ばれ、古くから薬草として用いられていたようで、別名「血の薬」といわれることも。

それもそのはず、このハンダマ…金時草には栄養がたっぷり。

葉は独特の紫色をしていますがこれは「アントシアニン」。ポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があるとされ、免疫力向上、疲労回復のほか、血糖値を抑えたり、アンチエイジングなどの効果が期待できます。

βカロチンはじめ、ビタミンも多く、鉄、カルシウムなどミネラルも豊富。

またγアミノ酪(GABA)が通常の野菜よりも多く、血圧降下作用や、鎮静作用も期待できるのだとか。

食べるといいことづくめな金時草、わが家ではよくおひたしにします。

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さっとゆでて、自家製の天つゆをかけてしょうがを少し。

湯がくと出る独特のぬめりによってつゆもよく絡むので、つるりと美味しくいただけます。

ただ、香りがちょっと強いので、苦手な人はツナマヨとかにするといいかもしれませんね。

さあ、栄養たっぷりな金時草を食べて、暑い夏を乗り切りましょう!



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