誰にだって、社会を変える力はある、と私は信じてる【坐禅21日目:23分間】

子どもの頃の将来の夢を、覚えていますか?
サッカー選手、プロ野球選手、ケーキ屋さんに歌って踊れる大女優…

私たちは何者にでもなれると思っていた。だけど、一握りの人しか成れないことに、ある日気が付く。

多くの大人が、自分の人生に折り合いをつけて、生きている。

「私の人生は平凡で、社会には何の変化も与えないまま終わっていく」

私自身、何の力も実績も無い自分が、無価値な人間なんじゃないかと苦しくてもがいていました。
それがちょうど、1年前。

そこから手当たり次第に思いつくことに挑戦し、自分の内面と向き合って、今月から坐禅も始めて、気付いたことは。

「私たち一人ひとりに、社会を変える力は確かにある」ということ。

ベストセラーになっている「君たちはどう生きるか」の漫画版を読んだ時に印象的だったのが、

僕の考えでは、人間分子は、みんな、見たこともない大勢の人と、知らないうちに網目のようにつながっているのだと思います。それで僕はこれを「人間分子の関係、網目の法則」ということにしました。

と、主人公のコペルくんが手紙でおじさんに伝えていたシーン。

私たちが生きている以上、家族がいて友人がいて、会社の同僚だったり取引先で知り合う人がいる。
生活をしていたら、1日に全く何かを消費しない人はいないだろうから、供給者の人とだって繋がってる。

そして今は、顔が見えなくったってSNSで色んな人と繋がれるから、受信者であり発信者でもある。

そんな私たちはむしろ、社会に変化を与えないで生きることは不可能なんだ。

何かを買う/買わない、信じる/信じない、言葉に表す/表さない…
無数の選択が、ほんの少しずつ、社会に変化を与えている。
その変化が直接的に見えないから、気付いていないだけ。

だから私は、noteやTwitterで発信を始めてみました。
同じ思いを持った人と繋がりたい!近くから遠くまで、もっと届け!と思って、細々と続けています。

私たちは、誰かや何かと繋がらずには生きられない。
それならいっそ、前向きな変化を起こしたい。

どうせ生きるなら、楽しく生きたい。
自分が思い描く理想に少しでも近づけるように、出来ることはどんどんやりたい。

そんな風に考えるようになったら、毎日が少しずつ楽しくなって、イライラしたりモヤモヤしたりすることも減ってきたような気がしています。

私は有名でも何でもないし、何者でもない。だけど、自分の人生を心の底から楽しむコツは、わかってきました。
だから、少しずつでも行動をすることで、誰でも同じように人生を楽しめるはず。

失敗したっていいし、取り返しのつかないことはない。
不思議なもので、失敗しても立ち上がって再び歩き始めたら、「あれがあったから今の私がある」と思えるもんです。

なんて事のない平凡な人生を生きてる私たちが、社会の大部分を構成してるのだから。
どうか、自分の可能性を自ら潰さないでいてほしい。
私たちが変わったら、社会も変わるって、私は信じています。

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松下はるか
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