国境や文化や価値観を超えて、みんなが一緒に食べられる『Freedom Ramen』のことを1人でも多くの方に知ってもらいたいです!
初めまして、宮地杏奈です。
私は、国際基督教大学の2年生です。
そして今、私はあるスタートアップの共同CEOとして活動させてもらっています。
今回は、そのスタートアップについて知ってもらえたらと思い、このnoteを書いているのでお時間が許す限り読んでいただければ幸いです。
私がいま活動しているスタートアップでは、“フードダイバーシティ”の実現を目指しています。
あなたは、フードダイバーシティって何かご存知でしょうか?
フードダイバーシティというのは、一般的には、
『さまざまな思想や文化を持つ人々が、同じようにおいしい食事を取り、空腹や不自由さを感じることなく快適に過ごせる状態』
を指します。
世界には様々な思想や文化を持つ人がいますが、
ヴィーガン
ベジタリアン
ペスカタリアン
の方々であったり、宗教でいうと、
ムスリム
コーシャ
ヒンドゥー教
の方々が当てはまります。
これらは良くイメージされるキーワードであり、例えば、野菜やお肉が嫌いだから食べないなどもフードダイバーシティに当てはまります。
私がフードダイバーシティの実現を目指したいと思ったきっかけは、17歳でスウェーデンに留学したときに友人に言われた”一言”にありました。
17歳の時、私はもともと勉強一筋だったにも関わらず高校受験に失敗してしまい、自分に自信を無くして勉強する理由がわからなくなり自暴自棄になっていました。
そんな時、当時その学校にいた先生から
「スウェーデンの子は本当に学びたいことを見つけてから大学に行くんだよ」
と聞いて、スウェーデンの学生のように私も学ぶ理由を明確に見つけたいと思い、スウェーデンへの留学を決めました。
言語の壁があったり、留学先でうまく馴染めない生活を送っている中で、仲良くしてくれるベジタリアンの友人ができました。
その子のお陰で、辛いことがあった時も乗り越えることが出来ました。
ただ1つ・・・
あの日のことを思い出すと、凄くショックで悲しいと思う出来事があったんです。
留学中に助けてもらったお礼をしたいと思い、今度は私が彼女を日本に招待して、おもてなしをしたいと思っていました。
そこで私が帰国前に、
「是非日本に遊びに来てね」
と伝えました。ですが、すぐに
「ごめん、行けないや」
と彼女に言われてしまったんです。
「え?ん?」
と私はその瞬間頭の中が?でいっぱいになりました。
意味がわからなかったので聞いてみると、その友人に
「日本のことは好きだけど、日本には自分が食べられるものがないから遊びに行けない...」
と言って、とても悲しそうな表情をしていました。
私は日本の和食が大好きです!
白米にお味噌汁、漬物があればそれだけでご飯が何杯でも食べられるんじゃないかと思うくらいに、美味しいと思っています。
それに、健康にも良いと思っていました。
でも、海外に出て、現地の人に話しを聞くと、食に対して色んな価値観があることを知り、
「日本のことは好きだけど、日本には自分が食べられるものがないから遊びに行けない...」
予想外の言葉です。
日本は先進国で素晴らしい国だと思っていた私にとって、衝撃的で悲しい出来事でした。
この私が「日本を変えたい!」なんて思うなんて・・・
日本に帰ってきてからの私は、世界の食文化に関する関連書籍や文献などを読み、食の多様性に関しての情報を収集していきました。
情報を集めていく中で私が知ったのは、世界の人々から見ると、日本は”フードダイバーシティ”に関してかなり遅れており、食の制限がある人には生きづらい社会であるということです。
食の制限がある人達が日本にどれくらい住んでいるのかを調べみると、日本国内のヴィーガンは日本の人口全体の1.9%、ベジタリアンも含めると5.0%に達していることがわかりました。
※株式会社フレンバシーによる調査結果
つまり、50人に1人はヴィーガン、20人に1人はベジタリアンという計算です。
しかし、ベジタリアン・ヴィーガン対応の飲食店はとても少なく、例えば、私は福井県出身なのですが、福井県のような地方では、『ベジタリアン対応』と書かれているお店は、まだ数えるほどしかありません。
調べれば調べるほど、
「フードダイバーシティ対応が出来ていない、こんな日本を変えたい」
「もっと魅力溢れる素晴らしい日本を知って欲しい」
と思うようになっていきました。
そして実際に、食の多様性を認める社会を実現するために色々と行動し、
NPO法人のお手伝い
ベジタリアン向けのレストランが記載されているマップを観光スポットへ設置
ベジタリアンやヴィーガンについての講演会を開く
などなど、様々な活動をしてきました!
また、フードダイバーシティを目指すため学生団体を立ち上げましたが、私のリーダーシップ不足で活動が中々うまくいかず・・・
大学受験があったこともあり、何も変えることが出来ずに終わってしまいました。
「自分がリーダーとして、なにかをやるのは向いていないのかな・・・」と、受験で失敗した過去のように、また自分に自信がなくなってきました。
それでも日本でフードダイバーシティを実現したいという思いは変わらなかったため、私は諦めませんでした。
ずっとセミナーに出たり、知人の経営者などに話を伺い、知見を広げ行動を続けていたときのことです。
そんな時に、一筋の光が私を照らしてくれました。
それまでの行動が実を結んだかなと思えることが起きたんです。
運命の出逢い
2021年12月、東京都港区麻布台という東京タワー付近にある会場で行われたセミナーに参加した日のことです。
そのセミナーは、ヴィーガンやベジタリアンなど様々な食文化の方が集まり、日本の食の多様性の未来についてみんなで議論するというものでした。
そこで、新開発のカップラーメン『Freedom Ramen』のお披露目会がありました。
普段はカップ麺を食べない私ですが、『Freedom Ramen』開発者の田中良尚さんのお話しは共感できることばかりでした。
「これだ! 『Freedom Ramen』を私も一緒に日本で広げていきたい!」と強烈に思いました。
そして、後日一緒に話しをさせてもらえる場を設けてもらいました。
「お互いがなぜ、フードダイバーシティについて重要だと思ったのか?」
「これからフードダイバーシティをどうやって日本で広めていくのか?」
「お互いどのようなことができるのか?」
このようなことを話し合い、一気に意気投合しました。
そして、田中さんと私とで一緒に、『Freedom Ramen』を通してフードダイバーシティの実現を目指すためのプロジェクトを行うことになったのです。
この『Freedom Ramen』は本当に素晴らしいものです!
これが日本で広まれば、日本で私たちと一緒にテーブルを囲んで食を共にできる仲間や友達が増えると思います。
また、私は食を通じて得られるコミュニケーションは、とても大きいものがあると思っています。
ですから、ぜひ、この後ご紹介させていただく『Freedom Ramen』を一人でも多くの方に知っていただき、コミュニケーションの輪を広げてもらいたいです。
『Freedom Ramen』の凄さ
この『Freedom Ramen』最大の特徴は、宗教や健康上の理由が原因で食の制限がある人、ベジタリアン・ヴィーガン関係なく、みんなで一緒に同じテーブルを囲んで食べられることです。
『Freedom Ramen』開発者の田中さんは、カップ麺であれば、
海外からの旅行者は日本でラーメンを食べたい人が多い傾向にある
全世界で1000億食、日本でも40億杯以上食べられているため認知度が高い
長期間保存ができる・持ち運びしやすい・安い・目につきやすい
日式ラーメン味がコンセプトでハラル・ベジ+ヴィーガンまで対応している商品がない
など、フードダイバーシティの実現を目指すためにはカップ麺が最も適していると考え、
「今回は、世界中の誰でも食べることができるカップ麺を日本中で広めると決意した!」
というお話しを、以前熱く語ってくださいました。
私も実際に試食させてもらったんですけど、どれも本当に美味しくて・・・
普段はカップ麺を食べない私でも、このカップ麺であればまた食べたいと思う程でした。
それに、ベジタリアンやヴィーガンが食べられるカップ麺って、本当に少ないのでとてもありがたいんです。
しかもこのカップ麺は、世界的にも信頼がある【シンガポールのハラール認証(MUIS)】※を取得しています。
※ハラル認証とは、商品・サービスがイスラームの基準を満たしていることを証明する制度です。
3種類の味があるのでここで説明させてもらいますね。
シーフード(Sea Food)
ハラール認証取得(シンガポール)
肉製品不使用
アレルギー成分:小麦・大豆・エビ
日式カレー(JAPANESE CURRY)
ハラール認証取得(シンガポール)
100%植物性原料
アレルギー成分:小麦・大豆
辛味噌(SPICY MISO)
ハラール認証取得(シンガポール)
100%植物性原料
アレルギー成分:小麦・大豆
このカップ麺であれば、様々な理由から食の制限がある人達が、もっと気軽に、国境や文化や価値観を超えてみんなでテーブルを囲んで食べられるようになります。
そして、田中さんが作ったこのカップ麺は、私が実現したかった“フードダイバーシティ ”を形にしてくださいました。
食と平和について
食と平和には、切っても切れない深い因果関係があると言えます。
今回この『Freedom Ramen』開発者の田中さんは、
「フードダイバーシティの実現をすることで、文化や価値観などの多様性を理解し、お互いの違いを理解できるようになると喧嘩や争いは減るのではないか?」
とおっしゃっていました。私もそう思います。
壁をとれば、その分喧嘩や思い違い、紛争を減らすことができるのではないでしょうか?
みんなが一つのテーブルで地球人として仲良く美味しい食事をしている情景を想像してみてください。
とても楽しそうで素敵じゃないですか?
私からあなたへの願い
ここまで読んでいただきありがとうございます。
私の高校生の頃からのゴールは、フードダイバーシティを目指すことで、
『誰もが自分に合ったライフスタイルを選べる社会を実現すること』です。
様々な理由で“食に制限がある人たち”が、食の選択肢を広げて楽しく食事ができるようになるために、私はフードダイバーシティの実現を目指しています。
そのためにもこの『Freedom Ramen』を一人でも多くの方に知っていただきたいです。
そのためにこのnoteを書いています。
ですが、その活動も私一人では限界があると思うのです。
そこで、ここまで読んでいただいたあなたのお力を是非貸していただけませんか?
この文章を一人でも多くの方へ“シェア”していただきたいのです。
あなたのシェアによって、見ていただける人の数が増えていくはずです。
一回のシェアが10人に広まり、その10人のシェアがまた10人に広まればあっという間に100人、200人に増えていくと思うのです。
そのように増えていけば、きっと、食文化の違いにより日本で食事に困った経験をした人にも届くはずです。
私は、この日本でたくさんの人が食事で笑顔となり、日本にきて良かったと思ってくれることを心から願って います。
フードダイバーシティの実現が出来れば、もっと多くの方々が日本に来ることができ、一緒に食卓を囲めるようになります。
一緒に食卓を囲めたら、それまでにはなかったコミュニケーションも取れるはずです。
そうすれば、よりお互いのことを知ることができ、より深い関係性にもなれる。
そう思っています。
ですから、もっともっと多くの人にそのことを知っていただきたいのです。
あなたがシェアをしてくださることで、この、『Freedom Ramen』を多くの方に知ってもらうことができると思います。
どうかお力添えのほどお願いいたします。